第15話 ※ステータス表示あり
ホブゴブリン達の襲撃の状況確認と周辺の安全確認を実施した結果。
・アパート1階の部屋は、全てベランダ側からゴブリン達に侵入されていた。
5部屋中、1部屋に住民が居たのだろう異臭もして酷い事になっていた。残り4部屋は荒らされているだけだった。申し訳ないが、備蓄が効きそうな食料や使えそうな物は回収させてもらった。
・40個以上の小さな結晶が落ちていた。
あの激しい戦闘の中だったので、何匹襲撃されたか不明だったが、相当な数だった。ラノベあるあるでこの結晶は何かに役に立つと思って集めている。そして、戦闘の副産物でレベルがアップしていた。しかもスキルレベルも上昇していた。身体能力面では、化物となった。両手で40kg〜50kgの荷物を持つのがやっとだったが、今は片手で楽々と50kg程度の荷物を持てる。スピート、パワー、スタミナ全ておいて格段に上昇している。
名前 : 海堂 冬夜
レベル : 5/50
スキル : マイスペース【ユニーク】 レベル2
レベル1 : マイスペースに配下を召喚可能(3/20) △
召喚チケット : 0枚
・暗黒ハンク ☆☆
・アーク ☆
・*****
レベル2 : オプションカード枠+1枚 (****)
レベル3 : マイスペースに施設を設置可能(0/10)▽
レベル4 : **********
・スキルレベルが1⇒2となった。
①マイスペースの範囲が広くなっている。今までおおよそ『25m×25m』であったが、『50m×50m』と倍ほどになった。
②オプションカード枠が開放された。ただ、どうやっても設定出来なかった。とりあえず放置している。
③配下召喚の分母が増加(10⇒20)した。これらからも戦力強化に励める。ただ、問題となるのは、食料問題である…。
④新たにスキルレベル3となると施設を設置可能な事が分かった。これはモチベーションが上がった。
・配下のレベルは上昇しなかった。
ハンクに関しては、1人でほぼ全てのモンスターを倒した。それなのに全くレベルがアップしなかった。必要な経験値量が多大などと考えられなくも無いが、ここまでゴブリンを狩ってレベルが1つも上がらないので可怪しいと考察している。召喚した配下は、違ったレベルアップの方法があるに違いない……。
周辺のモンスターの状況も可能な範囲で確認してから、部屋へと戻った。
部屋へ戻ると、少し焦げ臭い匂いがしているが、美味しそうな匂いが漂っている。
なお、現在、部屋の中は電気を付けた状態だ。
ベランダのガラスにダンボールを張って、外へ光が漏れないようにしている。
昨日切羽詰まっていて頭が回らなかったが、落ち着いて考えれば思いつくことだ。
・・・・・・・・
「ごちそう様でした。美味しかったです。この状況でこんな美味しい食事を頂けるなんて幸せです。」
「いえいえ、ご粗末さまでした。そう言って頂けると作った甲斐がありました。」
『本当に秋実殿の料理は美味しいです。ありがとうございます。』
『…………美味しかった……。』
「皆さんもありがとうございます。」
「本当に上手ですよ。これからもずっとよろしくお願いします。」
「っえ!(これからもずっとって…………そういう事?)不束者ですがよろしくお願いします。」
秋実さんの頬が赤く染まっていた。
「こちらこそよろしく?お願いします。」
◇◆◇◆◇◆◇◆
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