低温調理狂時代(23年4月2日)
2023年4月2日(日)
晴れ、強風
桜の写真を撮りに行ったらすっかり葉桜めいていていました。これから桜は散っていき、すっかり散り終わるともうゴールデンウィークへの助走という感じですね。次の休みを目指しながら走り続ける、ホリデーランニング人生です。給水所をくれ。
そんな忙しない毎日に必要なものがあります。
そう、低温調理器です。
人類諸兄、絶対に家に置きなさい。これは命令です。
低温調理器というのは容器に入った水を循環させて、一定の温度に保つことに特化させた調理器です。お肉は60〜70度程度の低温で一定時間加熱すると驚くほど柔らかくジューシーに仕上がるのですが、一般家庭の厨房環境で調理するには結構面倒なので、それをかなり手軽に補助してくれます。
私はBRUNOの1万円ほどのものを購入しました。ヘビーな使い方をしなければそこまで高いものは必要ないと思います。見た目もかわいい。
低温調理器というと、鶏の胸肉、ローストビーフが定番の食材ではあるのですが、私は低温調理するべきは断然「豚肉」だと思っています。
豚肩ロースの塊をいますぐ買ってきてください。買ってきましたか?
おめでとうございます。
豚肉って普段は食中毒が怖いので、結構加熱することが多いと思います。絶妙な火入れをするのが牛肉よりも難しい。
低温調理器を利用することで、食中毒にならないギリの温度と時間を計って加熱できますで、お肉がパサパサにならないまま、しっとりジューシーなローストポークを作ることが可能です。
肩ロースはそれなりに脂身がありますので、胃疲れしている方はもも肉もさっぱりしていておすすめです。
低温調理をすると結構お肉からドリップが出ますが、それは醤油とか赤ワインとかを加えてそのままフライパンで加熱してソースとかにしてください。
本日の日記、日記だと思いましたか?
違います。本日は低温調理器の啓蒙日記です。
買ったらご報告ください。九州の地からおめでとうの言葉を贈らせていただきます。
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この日記を書いている時、坂本龍一氏の訃報が流れてきた。
きょう、「SOLID STATE SURVIVOR」を聞きながら調理をしていた。
虫の知らせだったのかもしれない、と思うのは単なるファンの都合のいい心理だろうか。高橋幸宏氏との続けざまの訃報に、少し言葉を失っている。
桜は葉に入れ替わる。
そしてまばたきする間に、初夏になるのだろう
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