　イップ・マンは、反抗期の息子をなんとかするため、アメリカで学校を探す。

　だが、サンフランシスコのチャイナタウンにある中国総会は、閉鎖的な組織だった。

　イップ・マンの弟子であるブルース・リーが、アメリカ人にカンフーを教えているのが、気に食わない様子。

　一触即発の中、物別れに終わる。

　ブルース・リーのつてで見つけた学校では、総会長の娘がイジメを受けていたのを止めてけがをする。

　娘が総会長からビンタされるのを見て、自分も息子に対しては閉鎖的だったことを反省する。

　一方で、総会長の娘をイジメていた女は、父である移民局職員にコトをいいつけた。

　イジメこの父親は、中国総会を壊滅させようと動き出す。

　イップ・マンには、一刻も早く、息子を自立させる必要があった。

　彼は、がんだったのである。

　イップ・マンの死までを描く、完結編。

　今回、ラストでドニー・イェンと戦うのは、スコット・アドキンス。

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』では、殺人兵器に変えられたライアン・レイノルズのスタントをこなした。

　ブルース・リーの役は、チャン・クォックワン。

　彼に関しては、『少林サッカー』のキーバーと説明したほうがいいだろう。

　本作には「ハートマン・ウー」という中国人の軍人が登場する。

　ことあるごとに「ハートマン軍曹！」と言われて出てくるのが中国人俳優なので、ちょっと不思議な気分がする。

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