　教皇総選挙の重要人物が、見立て殺人の被害者に。

　ハーヴァード大学教授・宗教象徴学専門のロバート・ラングドン教授は、前作の実力を買われて、枢機卿誘拐の捜査協力を依頼された。　

　教皇選挙の候補者である四人の枢機卿が、秘密結社イルミナティにさらわれた。

　カトリック教会はかつて、イルミナティ科学者四人を処刑した。

　四人の枢機卿を一時間おきに殺害すると。

　さらに、強奪した研究中の反物質を、バチカンの中心で爆発させてやるとも。

　イルミナティの犯行声明から、ロバートは教皇候補たちを、自分たちの同胞と同様に見立て殺人を行うはずだと推理。

　場所を特定するも、毎回先を越される。

　ローマ教皇秘書長は、反物質を開発した学者に父である教皇の死を調査してもらう。

　結果、教皇は殺されていたことが判明した。

　バチカンの内部に、イルミナティがいるのだ。

　トム・ハンクス主演、ダン・ブラウン原作映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編。

　ただし、原作小説ではこちらが第一作で、前作映画が第二弾だそう。

　協力者の秘書長はユアン・マクレガー。『SW』でも宗教的存在のジェダイを演じている。

　見立て殺人モノで、宗教的なアレはなにもわからないが、全部説明してくれるのでだいたい理解できる。

　タイムリミットも設けられていて、スリリングな展開が見ものである。

　吹き替えのキャストに、地味に阿部祐二氏がいる。

　さすがに定番ゼリフの「事件です」は出てこなかったが。

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