第16話いない(後編2)

 呼吸を整えたお陰でどうにか落ち着いて来ました。

 チャーちゃんは本当にアリガタイ存在ですよ。いつでも俺を助けて勇気づけてくれますね。感謝はしつつも柔らかいです。胸は愛と勇気と希望と正義とエロが詰まっているって誰か発言していましたね。

 おっぱいは柔らかくて気持ちが良い。これさえあればもう他に何もいりませんね。

 頭の中にあった不安要素は吹き飛びました。

 チャーちゃんと別れる想像を少しだけしたので心が弱ってたんですね、そこへ交通事故って、弱点単語が合わさったので、トラウマスイッチが入ったようです。おっぱい柔らかい。

 どうにか平常心は取り戻しましたね。チャーちゃんは泣いていますが、このまま柔らかさを堪能させていただきます。柔らかくて暖かくて安心します。


 数分間柔らかさを味わった後、顔を上に向けて、チャーちゃんと目が合います。

「もう平気ですよ、ありがとうございました」

「なら良かったけど、ホントにごめんね。ボクが居ない時にカーイ君が何をしてるのか観察したくって、こんなクダラナイ事をして。もう馬鹿な事はしないって約束するから許してくれる?」

 半泣きの顔も可愛いですね。嗜虐心がそそられますが我慢です。

「チャーちゃんの事なら、どんな事でも許しますよ。それよりも俺の人生はチャーちゃんに頼りっぱなしですから、俺の方こそ依存し過ぎていて謝るべきですから」

「カーイ君は優しいね、だからだーい好き。それなら、ボク達は相依存だね。相依存でお揃いだから仲良しだね、だから今からもっと仲良くしようよ」

「俺もだーい好きですよ。もっと仲良くするのには賛成です」

 俺の涙でぐちゃぐちゃになったチャーちゃんの服を脱がしましょう。



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