アルバム

あの頃が鮮やかすぎて今が霞んでしまうよ

締め付けられるように苦しいのに

そっと思い出に触れるから


焼き付いて離れない、声も笑顔も

ペラペラとページがめくれるように

過ぎ去った記憶も今、思い出すから

あの時確かに見た景色を、風が吹く度

全部、思い出すから


花が咲き誇り、舞い散るように

戻らぬ過去だとしても

君がくれた暖かい灯火が消えぬように

優しさに溢れて今はまだ眠っていたい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る