レネゲイドの歴史について
昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように思えた。
だが、人々の知らないところで。
────世界は大きく変貌していた。
レネゲイドと呼ばれる未知のウイルスが人を
さぁ、時は遡ること50億年前。俺たちは宇宙の誕生まで遡っていく。俺はあくまで、我々のいるこの世界とダブルクロスの世界はパラレルワールド的なものとして考えている。そこでパラレル的分岐点はどこかって話になるんだが、宇宙創生だと思う。宇宙の誕生時にレネゲイドが偶然生まれた。そしてビックバンと共に宇宙中に拡散されていった。
時は進むこと10億年。ご存知地球の誕生だ。数多の隕石がぶつかり合って惑星が形成される。偶然レネゲイドが付着した隕石も吸収された。
地球の核にレネゲイドが感染したってことだ。つまりここでの結論は地球は巨大なレネゲイド的存在であるってことだ。
レネゲイドはその時々の地球の主たる生物に合わせその性質を変化させてきた。だっておかしいと思わないか?ブラックドッグなどその最たる例だ。電波障害やらなんやら、あまりにも我々の生活に密接したエフェクトが多い。
少し納得して貰えたと思う。しかしまだ、突飛な発想に聞こえるかもしれない。そこで俺がなぜそう考えるかを示していく。デザイアを思い出して欲しい。このシナリオには、異質なレネゲイドが登場していることに気が付いただろうか?
さぁ紀元前まで時空を超えてみよう。神話と呼ばれた時代。神々が架空の存在ではなく本当に存在していたらどうだろうか?そう。彼らは
では何故その神々の時代は終わりを告げたのか。それは彼らが力を行使できなくなるほど地球上のレネゲイド濃度が低下したからだ。そのきっかけとなった事件、それはウロボロスの飛来にある。ウロボロスだけ他のシンドロームと比べ異質であることは理解していると思う。レネゲイドを喰らう。つまり、地球由来のレネゲイドにとっての天敵だ。ウロボロス飛来そしてその力によって地球上のレネゲイド濃度は急速に低下した。それに伴って神々はその力を行使することができなくなっていった。地球のプライメイト
このウロボロスだが、俺は宇宙から飛来した地球由来ではないレネゲイドだと発言している。レネゲイドを喰らいながら宇宙を彷徨い、星を滅ぼしてきた存在だと俺は考えている。先程出てきた
この女、地球最古のレネゲイドビーイングと呼ばれている。地球最古…つまり、彼女こそ地球そのものなのではないだろうか。彼女についてはこう書かれている。全てのシンドロームを操ることができるとも言われている超常的な存在、と。皆知っていると思うがシンドロームはあくまで我々が分類分けしたものである。
そして時は進み20年前、レネゲイドが再び世に放たれる。そして俺らは感染して
そんな中、ウロボロスのように異質な存在がいる。テレーズ・ブルムだ。あれだけレネゲイドに満たされた空間にいるのに感染していない。今までかなりの回数覚醒する機会はあっただろう。俺は考えた。彼女こそ新人類ではないのだろうか。きっと彼女の細胞内のレネゲイド濃度を見てみれば限りなく0に近いはずだ。現在の地球上には絶対にレネゲイドに感染しない新人類と呼ばれる人種がいると思う。
つまり我々の体内にいるレネゲイドウイルスとはなんなのか。これは地球が我々を進化させたり種として存続させるために必要な要素。開発者コードみたいなものなのではないだろうか?
ということで簡単にレネゲイドの歴史について考察してきたが、いかがだろうか?もし何かの参考になれば幸いだ。
皆良きダブクロライフを。
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