ダブルクロスの時系列その3

 構文は省いてさっさと本題に入っていこう。


 

 まずはエクソダスから。これはDX2の最後のリプレイになる。実際は転換期として面影島事件がある。この物語、ファントムセルのXというものが登場する。これはアダムカドモンの実験体で確定でいいと思う。つまり、2010年より前の実験ってことになる。この物語オリジンのメンツが何人か出てくる。しかしその彼らがオリジンを経由した後なのか前なのかは好きに解釈していいと思う。まぁ後にしたらこの物語も2016年以降になってややこしいから前でもいいと思う。

 ではここで、パーソナリティに出てくるマスターファントムを見てみよう。こいつはどうやら20年前の発掘チームのメンバーらしい。ってことはこいつが飛行機事故を起こした犯人だろ。

 結論として、諏訪原真也すわばらしんやがプライメイトになり外界に飛び出し世界に大きな影響を与えた。それがトライブリードの出現だ。ってことで2ndから3rdに移行した時期、2013年〜2014年にかけてでいこうと思う。

 プライメイト出過ぎじゃないかな?


 さて、ダブクロ史において最も重要なシナリオ。ハートレスメモリーを見ていこう。このシナリオ本Amazonでは最低価格14万という破格の値段で売られている。それほどダブクロプレイヤーにとって重要な話ってわけだ。

 しかし、実はこのシナリオについて俺が語ることは多くない。この物語は3rdの直前2013年の話で相違はないと思う。つまり、アライブと同時期の事件だ。

 ここに出てくるオモイデ様については都築京香の考察で触れていく。


 佳境に入ってきたぞ。リプレイ・ジェネシス。このリプレイはDX3の変更点をわかりやすく伝えるチュートリアル的話になっている。ご存知、敷島あやめの初登場リプレイになる。ここでよく見て欲しいのは『断罪のジャスティス』に出てくるレネゲイドビーイングの存在だ。絶対これもアダムカドモンの産物だろ!!!

 このを作ろうとしているドクター。こいつはアダムカドモンの研究者で間違いない。そしてドクターの研究で生まれているカイン。俺はこの子もダノンスレイブと同じ実験に巻き込まれたと踏んでいる。そしてその直後、アルフレッドに拾われ、マスターレイスの座を手に入れている。しかも03ってことで初期メンだ!!まぁ番号順に加入したのならって話だが、黒須左京の先輩になる。


 ここで置いておいた『Rabid Dog Crying』の話を持ってこよう。都築京香は黒須左京に対して、私がFHを離脱してからFHに寝返ったと言っている。この時点で2014年以降は確実だ。

 ってことで時系列としては3rdの直後2015年が妥当だとは思わないか?『ドゥームズデイ』から3年。辻褄話あっている。


 デザイア。公式が一番推してるリプレイだ。イラストを描いている片桐いくみさんがこのリプレイ好きすぎる。青峰ミユキと大門寺朱夏の存在も大きいが、なんといっても至高天エンピレオの存在が重要な要素だと俺は思ってる。

 この至高天エンピレオは外界から飛来したレネゲイドになる。これは都築京香の考察でも話すことになるから割愛するが、結論から言えば、地球由来ではないレネゲイドということだ。この至高天エンピレオだが、ウロボロスの出現に呼応するように出現したと思われる。インフィニティーコードの発動は《3rd》の半年前である2013年。その直後ということで2014年でどうだろうか。


 RA掲載としては最後になるデイズ&ナイツだが、これに関しては、いつに設定してもダブクロ史に影響は与えない。しかし、このシナリオに登場するアッシュレドリックが中枢評議会に加入したのが少なくとも2014年以降であることを考えると2019年あたりが妥当な気がする。



 ここまで色々時系列について考察してきたが、ぐちゃぐちゃだ。まぁ公式があまり時系列について深く考えていないであろうから仕方がない部分ではあるのだが。


 やっと本題に入れる。今までの情報からざっくりとした年表を作ってみよう。



◆ダブルクロスの時系列

1994年 マスターファントムによって、レネゲイドが世界中に拡散される。

1995年 コードウェルが覚醒し、北米でガーディアンズを結成

1996年 轟木源十郎を長とした護人会設立。

1997年 FH日本セルが発足。セルリーダーは都築京香

1998年 コードウェルの呼びかけによりUGN発足。轟木は日本支部長に就任。

同年  霧谷 雄吾、藤崎玄一加入。

同年  厚生労働省と交渉。しかしうまくいかず。

1999年 発電所籠城事件を経てUGNと政府の協力関係が結ばれる。特調課設立。

2003年 ニュージーランドでコードウェル博士が死亡。アクシズ結成。


《1st》


2010年 プロジェクト・アダムカドモン封印。責任者であった霧谷雄吾を庇い

    轟木源十郎がUGNを引退。岩倉成美が二代目日本支部長になる。

同年  『菊池リプレイ:闇に降る雪』

2011年 『菊池リプレイ:聖夜に鳴る鐘』

同年  『ブレイクアップ』


《2nd》


2012年 轟木源十郎が亡くなる。

同年  岩倉成美急死、霧谷雄吾がUGN日本支部長になる。

同年  『クロニクル:ドゥームズデイの魔獣』

2013年 『オリジン』

同年  『クロニクル:Contrast Side』

同年  『エクソダス』

同年  『ハートレスメモリー』都築京香が姿を消す。

同年  コードウェル博士が復活。FHに加入する。

同年  コードウェル博士がインフィニティコード発動。ウロボロスが発見される。

同年  都築京香がロリになってゼノスを立ち上げる。


《3rd》


2014年 『デザイア』

2015年 『ジェネシス』

同年  『クロニクル:Rabid Dog Crying』

2018年 『アライブ』

2019年 『デイズ&ナイツ』



 年表が出来上がった。どうだろうか?結構いい感じではないだろうか。もし、この年表が役に立ったなら嬉しい。そして、何か意見があれば是非コメントしてほしい。それにしても2013年色々おきすぎじゃないかね?


 次回からは、レネゲイドについての考察をあげようと思う。

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