第8話 舞台の変わり目
遠征授業から帰ってきて数週間が過ぎただが、レイを取り巻く状況や現実わほとんど変わっていなかった、変わった事わあの授業により多少周りからの見る目が変わったくらいだ、だがそれも落ち零れの劣等生になんか生き残った運の良いやつ程度だった、やはり印象や前提の概念的思想わそう簡単にわ変わらないようだ、全くいつになったら変わるのやら時の流れで染みついたイメージわ存外取りにくい物だね
レイわいつものように廊下を歩いていたすると何やら玄関ホールの方が騒がしく賑やかになっていた、レイわつい気になりひょこっと覗いてみると結構な人だかりがありその中心にわ少年と引率者であろうか、少女がいた二人と人だかりわそのままわいわいとしながら職員室のほうに歩いて行った。レイわ教室に向かい朝のホームルームの準備をしていた、すると先生が来て紹介したい人がいると言って皆を座らせ廊下で待っている者を呼んだ、どうやら転校生のようだ、転校生わ教室に入り黒板の前に立つと自己紹介を始める
サルイド「やあ僕わサルイド、なんか元居た学校でわ優秀でねそれでせっかくだからその才能を伸ばすためにって先生に推薦されてこっちに来たんだよ、好きな事わ勿論魔法だよ皆よろしく!」
サルイドわそう言って生徒達の反応を見るために教室を見回すとリーナに目を付けたそしてリーナに駆け寄り話かける
サルイド「美しいお嬢さん、この後僕とお茶でもどうかな?」
なんとも古典的な口説き文句だリーナの手を取りながら顔をそっと近づけ誘う、リーナわ当然断る
リーナ「今知り合ったばかりなのに行くわけないでしょ、馬鹿じゃないの?それにあんたよりもレイの方がかっこいいわよ」
サルイドの手を払いのけ誘いを断るリーナ、※サルイドわ普通にイケメンです※
サルイド「ははは、これわ手厳しい、でわそのレイという者わどなたかな?たしか色々噂が流れてるけど」
リーナ「噂?」
サルイド「ああ、なんでも、洞窟わざわざ弱いくせに囮になって皆を逃がした自殺志願者とか、運だけわいい半端者とかね」
リーナ「そんなの全然違うわよレイわ皆を逃がすためにあの時前に出て殿を務めたHEROなんだから」
サルイド「そこまでいうなら一度手合わせしてみたいものだね、たしか彼わこのクラスにいたはずだが、どなたかな?」
回りを見回すS、その会話を聞いていたレイが仕方なく溜息えを着きながら立ち上がり手を上げる
レイ「君が探している人わ僕だよサルイド君」
サルイド「ああ君だったのか、初めまして僕わサルイド、まあさっきも紹介したからいいと思うけどね、じゃあ早速だけど表出ろ、僕と決闘しろ」
レイ「どうしてそうなるのかな?僕にわ理由がない」
サルイド「君に無くても僕にわあるんだよ、いいから決闘しろ、まさか逃げたりわしないよね?僕よりカッコいいレイ君?君を倒して僕の方が強くカッコいい事をリーナさんに証明する」
リーナ「ちょっと別に私わそんな事してほしいじゃないわよ!レイもこんなの相手にしなくていいわ!」
サルイド「まさか逃げるのかい?ならこうしよう、先生、これからグラウンドでレイと試合をしたいのですがまだ時間もありますし良いですよね?」
先生「そうだな、君の実力も見ておきたいし、いいぞ」
そしてグラウンドに移動しお互い面と向かい合い準備をしているレイとサルイド、ちなみにクラスの生徒達がギャラリーとして集まっています、ざわざわとして「転入生と劣等生が試合するらしいぞ、と予想よりもギャラリーが増えてしまった
サルイド「さてこの勝負だがこれわ試合であって試合でわない決闘だよレイ君」
レイ「さっき試合って言ったじゃないか」
サルイド「それわ先生を納得させるための方便さこれわ決闘だよ、レイ君、僕が君を還付なく一方的にぼこぼこにするためのね」
レイ「どうしてそんな事を、必要なのかい?」
サルイド「ああどうしても必要だよ、リーナさんを手に入れるためにわね、それと君に勝ってやはり僕の方が強いと証明するためにね」
レイ「そうかい、それじゃあやろうか」
一応杖を構えるレイ、そしてサルイド、そんな二人を見て先生が号令をかける
先生「それでわ!はじめ!」
まずサルイドが仕掛け、レイに杖を向け魔法を使う
サルイド「ファイアランス」ファイアランスわまっすぐレイに向かって飛んでいく
レイ「強化!ハンドスピア!」体を強化しサルイドの放った炎の槍を回避し手を槍の状態にしてサルイドに向けて放つ
サルイド「な!君も魔法で対抗しろよ!さすがわ武術が得意というだけあるな、入る学校を間違えたんじゃないか!?」
サルイドわそれから何度も魔法を使いレイを圧倒する、だが圧倒されているように見えてレイわ避けたり弾いたり逸らしたりして抵抗している、動かない状況を見てギャラリーが飽きてきた最中事わ起こったサルイドがわざとレイの足元に火球を着弾し小規模の爆発を起こした、レイわ急な爆破で体制を崩し隙が出来るサルイドわそこを見逃さず攻撃をつづける、レイわ反応出来ずにくらい攻撃を受け続ける。どんどん魔法を受けボロボロになっていくレイを見て先生が止めようとしたが別の者が割って入った
先生「もうやめっ!「そこまで!それ以上わ危険です!」」
まるでふわっとした感じで髪が背中にかかる長さの少女が上斜め横から2人の間に入り試合を止めたが最後にサルイドの放った火球がまだ迫っていた、だがそんなものおかまないなしとばかりにその女性わ火球をパシッと手で払った。流石にそれを見てサルイドも驚いている。女性わもう魔法が来ないと分かるやレイに近ずき介抱をしだした。
少女「君、大丈夫?、これわ少しやりすぎですよ!?だいたいなんで先生もすぐに止めないんですか、明らかにオーバーしていますよ」サルイドと先生を軽く睨みつけて意見を言う少女
少女わレイに肩を貸して一緒に講堂へと進んでいった、その後入れ替わるかのように学園長であるルモーラが来て皆を講堂に集めるように言う、一体何があるんだろうと思いながら生徒や先生達わ講堂に集まり、学園長の話を待つ
ルモーラ「えー、オホン、みなを集めた理由じゃが簡単じゃ、これからある生徒を紹介する、その子わ交換留学生というやつでの、隣国、グランドールから来てもらっている、無論こちらからも一人向こうに行っているがまあその話わまた今度でよかろう、とりあえず紹介しよう、グランドールから来てもらった式守
奏「グランドールから来た式守
そうして紹介も終わり少女少年わ特段問題なく過ごしていく、お互い魔法を教え武術を教えの教え合い、お互い成長する、そうして幾日かが経過したある日少女わレイが修行している所に遭遇し、レイわ魔法よりも武術などを磨いた方が伸びるという事で自分と一緒にグランドールに行こうと提案する、少し思案するレイわそういえば過去、幼い頃にグランドールから来て武術を教えてくれた人がいることを思い出しそして、武術の他に今でわ毎日やっているオーラの使い方の基礎を教えてくれた人を思い出し少女の提案に乗る、レイわ一応今まで世話になった先生方や友達とまでわ行かなくともできた知り合いに別れを告げ少女と一緒に隣国グランドールに移動した。
レイ「グランドールわ一体どんな所なんだろう、ねえ式守さんグランドールにわ一体何があるんだい?」
式守「え?知らないんですか?授業で名産品や特産品等主要な事わ教わっていると思いますが」
レイ「うん、それわ学んだけど実際に行ったことわないからさ、どんな所なのかなって、気になるじゃん?」
式守「色々ありますよ、一応隣国とわ言っていますが海の向こうにありますからね、例えば海の幸や山の幸、武芸や陶芸、後あまり伝わってわ居ないのですが、気功術というものもあります。まあ紹介わまたついてからにして今わ旅を楽しみましょう。」
レイ「うん、そうだね、グランドール、楽しみだなぁ」まだみぬ未知の場所に思いを馳せるレイ
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