第7話 遠征授業
オークわレイ達を様子見しているのか棒立ちして動かない、ダンが火の魔法でオークの視界を惑わしたり動きを制限する、ガンわ土の魔法を使い地形を整えたり坂を作ったりして地面を隆起させオークに向かって掌一つ分の土の塊をオークに向かって撃つアースショット等を使い二人で牽制する。レイわ二人が隙を作り整えてくれた隆起した地面を使いオークの足や胴、さらにわ少し盛り上がった地面を使い腕の関節を狙ったりしていた。
ダン「マジか、全然効いてねー」
ガン「これわ厄介だね魔法がまるで効いてない、レイ君の打撃もそこまで効いているようにわ見えないしどうしようか」
ダンプ「おいおい、全然通じないじゃないか!仕方ない、一旦逃げて先生達に報告するぞ!」
ダン「逃げるたってどうするんだよ、あれだけでかいとすぐ追いつかれちまうぞ!」
ダンプ「いいから逃げるんだ!ここで止まってもあいつにやられるだけだ!ガン!足元に土の壁を作って足止めしてくれ!僕も水でどうにか食い止める!リーナ!風を使って少しでいい!目くらましか何かできないか?」
リーナ「一応できるけどそれでも気休め程度にしかならないわよ?」
ダンプ「それでいい!やってくれ!」
皆それぞれオークから逃げるために少しづつ後退しながらそれぞれの魔法を使うガンわ土でオークの膝下くらいの高さの壁を作りリーナわ風の突風、カマイタチをオークの顔面に向けて使い目くらましをしようとしているそしてダンプわ水の魔法、アクアカッターを使いオークにせめてものダメージを与え足止めを狙う、しかし身体が大きく硬いオークにわ未だ幼き少年少女である3人の魔法わ毛ほども通じずガンの土壁わ蹴り壊されリーナのカマイタチわ目に入ると危ないので頻繁に瞬きをしてうっとおしそうに顔を振っているダンプのアクアカッターわさすがに相性が悪いのか痒そうにするだけで特に効果わない
そんな事態を見て後ろで邪魔にならないように退いて見ていたレイが前に出てダンプにある提案をする
レイ「ダンプ君!僕が魔法で体を強化してあいつを直接足止めするよ!その間に皆で逃げて!」
ダンプ「なんだって!君わ魔法が苦手なんだろ!そんなことダメだ!危なすぎる!」
レイ「でもここで食い止めようとしても全然効いているように見えないだったら直接叩いたほうが効くと思うんだ僕に行かせて!」
ダンプ「分かった、でも僕らが充分な距離離れたら直ぐに追いかけてくるんだよ?いいね!」
レイがオークに向かって走り出す、その際に身体強化魔法を何回も使い身体を強化してからオークの前まで走りそのまま膝に向かって思いっきり飛び蹴りを浴びせるレイオークわ突然の尖った衝撃のような攻撃を足に受けたオークわ思わずバランスを崩し、片膝を着く、だがそれだけだった。オークわすぐに自身を攻撃したレイに対して空いている方の手を使いレイを振り払うように横に振った、レイわ当たらないよう一歩後ろに下がった。
レイ(とりあえず、皆が逃げれる時間を稼がないと)
レイわオークの地面に着いている膝をジャンプ台にして、オークの目の前まで飛び上り顔面に思いっきり顎からアッパーを入れる、レイのアッパーによって頭が揺れるオークわ後ろに倒れすぐ起き上がろうとするその最オークわ持っていたこん棒を振り回しレイが近づけないようにする、レイわ好機とばかりに一気に責めたいがこん棒が危なくて近づけない。そうして隙を探っているうちにオークわ起き上がり振り出しに戻ってしまった。
レイ「く、このままじゃ倒せない一体どうすれば」動かない状況、張り詰める空気で戦慄し思案するレイ
今度わオークが仕掛けてきてこん棒を振り回し縦にレイに向かって振り下ろす、レイわ横に避けて回避する、そのままオークわレイを追って横にこん棒を振りぬくレイわ避けようとするが最初のガンやダンプ達の攻撃で隆起した地面に足を引っかけ転んでしまう。
レイ「しまった!このままじゃ!」
レイわこん棒をくらい少し体が吹っ飛び床を転がる、幸いにも致命傷にわならずに済んだが結構なダメージが入りすぐにわ動けない、その状況をオークが見逃すはずもなくオークわすかさずこん棒をレイに振り下ろそうとした瞬間、洞窟の奥のほうから声がし、濃厚な殺気と共に何かが飛んできた
「こつん」
??「だめだよそこのオーク、その子わやらせない、大丈夫か~い」
??「はあ争いごとわごめんなのですがね致し方ありません、討伐しましょう」
レイ「だれ、だ」よろよろとした動きで立ち上がり奥から来た見知らぬ人たちに向けて問うレイ
??「うーんこの場合なんていうのが正解なのかなねぇ??」
??「別に何でもいいでしょうむやみやたらに教えないでください」
と問答している間にももう一度レイに向かってこん棒を振り下ろそうとするオークだがそれわかなわなかったなぜなら止められたからである。
「ガキン!」
??「だからやめろってば話を聞かないやつだな~大丈夫かい?君」振り下ろされたこん棒わ謎の人が剣で受け止めレイを守った
??「はあ急に動かないでください、ただでさえ早いのに位置の特定が難しくなります」
剣で受け止めた謎の人物わオークを蹴り飛ばし後退させた
Aさん「まあ僕わ取り合えず通りすがりAさんかなんでこっちが通りすがりCさん」
Cさん「だからそう勝手に進めないでください」
Aさん「まあいいじゃないそれに教えちゃダメって言ったのわ君だよ?」
Cさん「しかたありませんね、でわさっさとやっつけてください。」
Aさん「はは、しょうがないな、まあいいか、そこのオーク君こうゆう分けだからさっさと終わらせてもらうよ?」
指を2本、人差し指と中指でくいとくいと、曲げて来いよとオークを挑発する、挑発されたオークわ怒りやや荒々しくこん棒をAさんに振り下ろす、Aさんわ遅いと言わんばかりの速度でオークの懐に踏み込み入り込みオークを胴体から真っ二つに切り裂くオークの身体わ真っ二つにわならないものの腹が思いっきり裂け血が飛び散る
Aさん「よし、終わったよ」
Cさん「お見事です、キレわ未だ健在ですね」
Aさん「当然じゃないかまだ修行わ続けてるからね」
Cさん「そうですか、でわ少年、体を見せて見なさい」
レイ「わ、わかりました」なんだろうこの人不思議と頼りたくなる人だ
この洞窟に何をしに来たのかいかにも洞窟探検をするための服をちょっとスチームパンク風にしたAさん、それなりに身軽でわあるが洞窟という狭いごつごつとした場所で怪我しないように少し頑丈な作りになっている英国貴族の淑女のような恰好をした二人、Cさんがレイに歩み寄り、レイの体を見る、その見方わ触診や診察、医者のそれに近い事をしている。
Cさん「ふむ数か所の打撲に腕と肩の脱臼ですかまあこの程度で済んで幸運というべきでしょう、よく頑張りましたね、でわ治しましょう」
まず脱臼した腕と肩を元の位置に戻し、打撲や擦り傷の箇所をまとめて治すため体を触り何かをするCさん、するとCさんの手が少し光、レイの体の傷どんどん治っていく、一通り治った事を確信したCさんわ立ち上がるとAさんに耳打ちした、Aさんわ興味深そうに頷いていた「それわ本当かい?」などの言葉が聞こえてくる、一通りすんだらAさんがレイを抱き上げ歩く
レイ「あ、あの大丈夫です、僕一人で歩けますから」
Aさん「さっきの状態を見るからにそうわ思えないよあれだけの傷を負った後だ傷を治しても疲労わ癒えていないだろう、大人しくだかれていなさい」
レイ「あのさっきの光わなんだったんだすか?」
Aさん「ん?あぁあれわ彼女の技みたいな物でね簡単に言えば相手にエネルギーを重ねて治癒力を高めているのさ、まああれわあれで連発しまくると疲れるらしいけどね」
レイ「は、はぁそうなんですね、ありがとうです」
Cさん「はあ、戯言いってないで戻りますよ、彼わまだ学生のようですし、外に何人かいるようなのでその方達に任せましょう」
と雑談をしていたら外に出た、入口にわ数名の先生とリーナが居てレイを助けにいこうと先生達がきたらリーナも付いてきたらしく、リーナ危ないので待っていろと説得しているようだ。しかし出てきたレイ達に気づき先生のうち一人が近寄ってくる
先生「あ、あなた方わどなたかわかりませんがありがとうございます。後わこちらで引き取ります」
Aさん「そうですか、でわお任せします、あ僕らの事わ通りすがりの旅人とでも思ってください。それじゃあ元気でね、少年、またいつか君とわ会いそうな気がするよ」
レイ「はい、ありがとうございました」
Aさん達わレイを渡すと草原の方へと歩いていき消えた」
リーナ「大丈夫?レイ、どこか怪我わない?」とレイの体をまさぐりだすリーナ
レイ「り、リーナ心配わ嬉しいけど大丈夫だよさっきの人達が助けてくれて傷も治してくれたんだ」
リーナ「そ、そう、傷を、よかったわね」
こうして色々ある授業わ無事終了した、リーナわ先に戻り、レイわ先生達と一緒に戻り念のため身体検査をしてからの学校生活の再開となった。
A「C、今回わ早めに戻ってあの方に報告だ」
C「ええそうね、まさかこんなに早く見つかるなんて、だけどよかったわこれで計画が進む」
数日後とある館の一室で、?「ほうそうか見つかったかようやくこれで約束を果たせる、さてどんな面白い物が見れるかな?」
学園長室
ルモーラ「ほうついにきおったかどれ準備もするかの、儂わ少し席を外す細かい事わ任せるぞ?ランドルフ君」
ランドルフ「は!了解しました!」
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