第6話 遠征授業
先生「よーしお前ら!それぞれ班を作れ!ひとつ5人だ!」
魔法の基礎をおさらいしした数週間後、レイたちわ外での魔物退治、所謂遠征授業のための準備をしていた
先生「お前達!今回わ魔物の中でも弱い奴らが出るところに行くが弱いからって油断するなよ!お前らもまだひよっこの弱い奴らだ、この遠征でわ魔物との戦い方をレクチャーするがそれでも必ず勝てるとわ限らない!毎年必ず油断をし怪我をする者や危うい者が出てくる、お前らも足元すくわれんようにな!でわ移動するぞ!」
学園が用意した場所に向かう道中(馬車移動)レイ班は
道中暇なのかみんなおしゃべりしたりで楽しんでいる、レイも時々話しかけられ会話に混ざっているが基本静かにしている
リーナ「それでレイがね?普段あまり動かない彼がその時助けてくれたのよ!凄くかっこよかったわ」
ダン「まじか、それわ凄いな、なあガン」ガン「うん、それわ凄いねダン」
ダン「ねえレイ君、そのビルチを助けたとき怖くなかったのかい?」
レイ「うーんと、恐怖わあったけどあの時わ僕が動かないとリーナがクマに襲われていたからね、まあビルチわ僕らの居た村でわ一番魔法が使えたけどあの時わまだ威力もそこまで強くなかったし展開スピードも今ほど早くなかったから僕がやるしかなかったんだ」
村でレイとリーナが遊んでいるときそこそこ大きなクマが出てきてビルチに襲いかかろうとしていたのだ、それをレイがカンフーなどで鍛えた技と体でクマを倒した、ちなみにその日に親と師匠たちに報告したら師匠に「カンフーを使うのわいいが気功術わ人相手に使ってわいかん、とりあえず気功わ格上相手にだけ使いなさい」と怒られていた
ガン「へー、それでもすげーじゃねえか、ちゃんと友達を守ったんだろ?十分誇れることだぜ、なあダン?」
ダン「ああそうだね、ガン」
と呑気に雑談をしていたら目的の場所についた、そこわ平原地帯でわあったが少し歩くと森だった、先生達が点呼を取り説明が始まる
先生「よーしこれから魔物を倒すぞ、魔物の倒し方わ授業で習っただろうがおさらいておく!まず魔物と戦うときわどんなに弱そうな相手でも二人で挑むこと!弱そうだからと油断するなよ、その油断がが命取りになることだってあるからな!勿論強そうなのが来たらその分数を増やせ!数で押したほうが普通にいいからな、だがお前らわまだガキで弱い!ここが弱い部類のやつしか出ないからって警戒を怠るな!」
そうして先生の説明が終わり、それぞれの区分で行動する生徒達、レイ達の班わ草原の森に近い場所からスタートだ。
ダンプ「よしそれじゃあ皆、まずわ得意な魔法をそれぞれ言おうか、連携わ大切だからね」
リーナ「そうね、まず私は風の魔法が得意よ」
ダン「僕は土の魔法のが得意だよ」ガン「俺は火の魔法が得意だ!」ダンプ「僕は水の魔法が得意だよ」
レイが少し申し訳なさそうにしながら発言する「僕は身体強化魔法が得意だよ」
ダンプ「レイ君は授業でも身体強化を使ってたけど属性魔法も使えるでしょ?僕らが今聞いてるのわ属性魔法の方だよ」
レイ「だったら土の魔法が得意だよ、といってもまともに扱えるのがそれくらいしかないんだけどね」
何とも言えない妙な気まずい空気になったがビルチがなんとか空気を変えようとする
リーナ「レイわ身体強化だけでも十分戦えるから平気なのよ、ね!そうよね?レイ!」
レイ「うん一応わ身体強化で凌いでいるけどいつこれがあてにならなくなるかわからないからね、そう見れば確かに属性魔法わ使えた方が良いんだけどね?僕は苦手だからさ属性よりも今の所は身体強化魔法なんかで相手を直接やっつける方が良いかな、楽でもあるしね、あっでも別に属性魔法が使えないわけじゃないよ?今の所苦手なだけだからね」
レイ達わ洞窟近くの森の中で実習をしていた
ダンプ「よし、僕らわこの辺りでモンスターを狩るぞ、皆!周囲を警戒してモンスターが来たら大声で教えるんだ!リーナわ左でダンわ右 ガンわ後方でとりあえず敵を見つけたら軽い足止めをしてほしい、レイ君わ僕と一緒に前方を見て欲しいんだ」全員「了解」
それからダンプに言われたままの陣形で森の中を歩くレイ達
ガン「にしてもモンスターでねえな、ちょっとくらい倒したいのにちっともわいてこねえ」
ダン「だめだよダンそんなこと言っちゃモンスターと会わないってことわそれだけ平和って事なんだから感謝しないと」
ガン「でもダンお前だって少しわモンスターとやってみたいだろ?」
ダン「そうだけどだめだよガン、モンスターやに会わないのわそれだけこの辺りが平和ってことなんだから、確かに僕も少しわ戦って狩りたいけど授業だしね」
リーナ「ハイハイ、もうその辺でお喋りわ終わり探索に集中しましょ、先生も言ってたじゃない油断するなって」
ガン「大丈夫さ、油断なんかしてねーよただの愚痴さ」
ダンプ「そろそろモンスターが近いぞ皆気をつけろ」
ダンプの言う通り少し待っているとオオカミタイプのモンスターが出てきた、オオカミタイプのモンスターわレイ達の方を見て警戒しているが、襲ってくる様子わあまりなさそうだ、レイ達の事を舐めているのかそれとも敵でないと判断しての様子見なのか色んな見方がまだ少年少女であるレイ達にわそれがわかるわけもなし
ダンプ「皆気をつけろ、今のとこ落ち着いているがいつ襲い掛かってくるかわからないぞ!」
ガン「ハ!やっと来やがった!待ちくたびれたぜ!ダンプこいつ俺たちダンとガンに任せな!いっちょやってやんぜ!」
啖呵を切ってダンプを押しのけながら前に出ようとするガン
ダンプ「まて!授業で習っただろ!モンスター相手にわ油断せず三人で掛かれと言われただろ!一旦落ち着くんだ!陣形を取って攻める!」
ガン「へ!そんなもんこいつにわいらねーよ!いくぞ!ダン」
ダン「は~全くガンはいつも勢いだけで行くなしょうがない!やるよガン!」
ダンプ「待つんだ二人とも!リーナもレイ君も彼らを止めてくれ!」
リーナ「いいじゃない、一旦二人にやらせてみればあのサイズモンスターなら危なくなったらいつでも止めれるわ」
ダンプ「レイ君!」
レイ「いいんじゃないかな、これも経験だと思うよダンプ君」
オオカミタイプのモンスターに左右から忍びよるダンとガンお互いが魔法を使った時モンスターも反応し襲い掛かった今回襲ったのわダンであった
ダン「こっちに来たか!身体強化!シールド!ガン今だよ!」
ガン「おう!サンキュー!ファイアバレット!」
襲ってきたモンスターに対し、ダンわ身体強化魔法で動けるようにそして体を固くしシールドの魔法でさらに防御を上げていく、これによりこのオオカミタイプのモンスターにわいくらやられようが全然傷が着くことわなくなった
そこをガンが炎魔法ファイアバレットでモンスターをやっつける、そしてオオカミタイプモンスターわいとも簡単に倒れこと切れた
モンスター「きゅ~」バタ
ガン「よっしゃ!やったぜダン!」
ダン「ああようやく一匹めだ、ガン」
初めて野生のモンスター自分達で倒せた事を喜んでいるダンとガンその空気を遮るようにダンプが二人に近づき注意をする
ダンプ「全く今回わ簡単に倒せたから良かったものの怪我でもしたらどうするんだ」
ガン「いいじゃねーか怪我してねーし簡単に倒せたんだからよ」
ダンプ「そうじゃない!怪我してからじゃ遅いんだ、不用意に怪我しても必ず治せるとわ限らないんだから」
ビルチ「まあまあいいじゃないガンも反省してるみたいその辺にしてあげたら」
ダンプ「だが!まあいい二人とも次からわ勝手な行動わ謹んでくれよ?」
また移動を開始するレイ達一行しかし行けども行けども一向にモンスターわ現れないが代わりといった感じでそれなりの大きさの洞窟が現れたその洞窟を見てガンが先ほどから一向にモンスター現れない事に足して一匹だけですぐに終わってしまったので、欲求不満であるそのためこんな提案をしてきた
ガン「なあこの洞窟入ってみねーか?さっきからモンスターわでないし、唯一来たのが一匹だけだったからなしかもすぐ終わっちまったし」
当然そんな提案受け入れられないため突っぱねようとするダンプ
ダンプ「だめだ!危険性もわかってないのに入るのわだめだ!もし中に強いモンスターが居たらどうするんだ!」
ガン「いいじゃねーか、居たら居たですぐ逃げれば、それに強い敵に立ち向かうのも醍醐味だぜ!」
ダンプ「だけど!「はいはーい!もうその辺でおしまいにして中を見てから決めましょ?」
ダンプ「わかったよ、でも危なかったらすぐに引き返すからな!」
洞窟の中に入っていくレイ達一行、中は当全暗いためガンが松明に火をつけて灯かりにし、奥のほうに進んでいく、すると少々大きめの空間に出て一旦休憩を挟むレイ達
ガン「ふうにしても出てこねえなー、一体くらいいると思ったんだがな」
ダンプ「しょうがないさ休憩したら戻ろうか」
戻ろうとしたら急に近くから物音がしそちらを見つめると、モンスターが一体いた
ガン「よっしゃーやっと出てきた!やってやるぜー!」
ダンプ「待ってさっきの話を聞いてないのか!一人で突っ走るんじゃない!」
ガン「だけどよ~」とガンがダンプに止められ迷っているとモンスターが突然闇に消え代わりにレイ達の身長を優に超える魔物が出てきた
ダンプ「な!なんでこんなとこあんな魔物がいるんだ!」
リーナ「さあ、知らないわよ、でも来たのならやっつけましょ!向こうも逃がしてくれそうにないみたいだし」
ガン「だな!いくぜダン!」
ダン「しょうがないな、やろうかガン」
リーナ「じゃあ皆陣形になって!レイ!いけるよね?」
レイ「うん、一応いけるけど何したらいいかな?」
リーナ「レイはとりあえずダン達と一緒に注意を引いていてくれればいいわ、隙ができたところを私とダンプで攻撃するから」
レイ「わかったよ、じゃあ頼むね、ダン君ガン君、あまり頼りないかもだけどよろしくね」
ガン「なーに十分さお互い助け合いってもんよ!」
レイ達が対峙している魔物それわ大きくとても大きく子供達でわ簡単に倒せるようにわどう見ても思えない魔物だった、図体わ大きく2本足で立っているように見えて重心が前に傾いている、身体わ全体的に緑がかっていてでかい棍棒のような物を持っていた、俗に言うオークのような姿をしていた
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