第5話 魔法士スタイル

先生「おーし、お前ら授業やんぞ座れ~、まあさっきの試合を見てたやつらわ大体わかると思うが例え自分への適正が魔法でわなくほかのことでもやり方次第で俺たち魔法士わ簡単に負ける、だからそのために負けないために、魔法以外の事も少し教えてるし無詠唱でも打てるように訓練してる、そしてこれわエキスパートやエリートくらいしかできないが杖を使わない、というか道具を使わない素手での戦闘をできるとこを目指してるんだ、でもお前らわまだ一年生、そんな高レベルなんざ求めてない、せいぜいそれなりの魔法と幅を増やしステータスを伸ばしていくくらいだ。そのためにまず指標としてこのプレートに自分の血と魔力をつけて貰う」


先生「それじゃあ今から配るがなるべく無くさないように、これわ学生証扱いで外でも身分証代わりにわなるからな、一応再発行できるが金かかるからな無くさなように」


生徒達にプレートが配られるが皆が一斉に魔力を流し血を垂らす、するとプレートに文字と数字が浮かび上がってくる。ざわざわとざわつき関心の声を上げながら各々見せ合う生徒達、レイも自分のプレートを見て自分が今どのくらいなのか把握していたらビルチが近づいてきた


「ねえレイ、私わ思った通り魔力が高かったんだけどレイわどう?」


レイ「僕わ魔力わ平均よりちょっと低いくらいで身体能力が高めかな」


リーナ「レイわ先生達と修行してたんだっけ、確か隣国から来た人が二人いたんでしょ?」


レイ「うん、カンフーの先生と気術の先生だよ、あとわ魔法の先生もいたんだけど僕わ魔法適正よりも武術よりも適正ぽかったから格闘がメインだね、といってもここわ魔法国家だから魔法の方が時間わ長かったけど、でもそのおかげで初級魔法もそれなりにわ使えるよ」


そうやって話していると先生から号令がかかった、どうやら生徒達の教育方針を決めるために学校側一回ごとにデータを取るようだ


先生「次!リーナ!」


呼ばれたビルチが見せに行く、リーナ「はーい!じゃあいってくるね!」


レイ「うん、いってらっしゃい」


先生に自分が持ってるプレートを渡すリーナ、プレートにわそれぞれステータス生かしやすい職業が書いてある、そして基本的にわ皆その書いてある職業になっていくことが多い ちなみにレイにプレートにわオーラマスターと出ていた


先生「どれどれ、リーナのステータスわっと、お!なかなかいいじゃないかとくに魔力が高いなさすがだ、職業わ これも凄いな賢者だ」


リーナ「やった!賢者だ!なれるように頑張らなきゃ!」


先生「さ、次わレイを呼んできてくれ」


リーナ「わかりました、レイー!次わ呼ばれたよ!」レイに向かって手をブンブン振りながら名前呼ぶビルチ


レイが先生にプレートを見せる、渡された先生、レイのプレートを見て苦い顔をする


先生「うん、まあ、さっきの戦いでもそうだったしな、しかたないな レイ君、頑張れ!希望を捨てるな」


レイのステータスわ魔力が低い代わりに体力や身体能力が高い


先生「オーラマスター?これわ先生見たことないな、調べておくよ」


レイわありがとうございますと言いながら下がる、周りからのなんだか冷たいというよりもやっぱそうだよなーっという目だった


そうして皆のステータスの確認が終わり先生が号令をかける


先生「ようしお前ら!これからどうせ伸ばすのならステータスにあった伸ばし方を、というわけで実地訓練わ明日からだ!解散!」


そうして時間わ過ぎ、学園内にある男子寮の中の自分の部屋に戻るレイ


荷解きなど諸々終え寮に来る途中で見つけた広場で日課をしていた、日課と言っても村でやっていた事と変わらない軽く自分の体に異常かないか動かして確認して、自分の内側に意識を向け気を巡らせるそのまま技の型を練習するそして自分の部屋に戻り眠る


翌日


先生「これから魔法の扱い方を復習も兼ねておさらいしていく、いいか!基本がちゃんとできてなけりゃその先も全部だめになる、これわどの修行でも言えることだ!でわまず!魔力を練る所から始める!その後わ実際に魔法使ってもらう」


皆一様に魔力を練る、その中でもひときわ目立ったのわやはりビルチだった、クラスでも一番魔力量が多いリーナ、それをみて先生や生徒達がすごいと称賛する、一方レイわ努力をしても平均よりも少し少ない魔力そんなレイを回りわひそひそと批判していた


先生「よし、魔力を練るくらいわ皆できるな!でわ次に!魔法を使って的を壊してもらう使う魔法わ初級魔法ならなんでも構わない、それでわ順番に始め!」


号令がかかると同時に生徒が順に魔法を使う、レイの番になりレイが的に向かって杖を向けると周りに生徒がざわざわとする 生徒A「やめときなよやってもむだだって」生徒B「どうせ弱いから無駄無駄」


レイわ的に向かって杖をまっすぐ向けて伸ばし呪文を唱える レイ「ファイアボール」


レイの放った魔法わ形こそ他の者達より小さいものの性格に的の真ん中に当たり吹き飛ばした 形わ小さいがその代わりに威力とスピード正確さに重点を置いていた、そしてそれを見た生徒達わ皆唖然としていた、まさか 魔法わ得意じゃないと言っていて初級魔法も弱そうな見た目なのに自分達より魔法の威力が強かったからだ


先生「おいレイよ、お前魔法わ苦手なんじゃなかったのか?」


皆が聞きたいことを代表して聞いてくれる先生


レイ「ええ、苦手ですよ、でも 使えないとわ言ってません、現に今やったじゃないですかそれに僕わ魔法が苦手なのでその分皆よりもたくさん修行しました」


先生「そうか」先生わどこか納得したようだ


先生「よし!それでわ今から先生達で魔法戦の実習をやる!それを見て自分がどのように動いてどのように戦えばいいのか参考にするんだ」


教員二人が少し距離を開けお互い向かい合い魔法杖を相手に向ける、よくあるガンマンの某決闘スタイルだ


先生「今回わ一番見ててわかりやすい決闘スタイルでの実習だ、戦場でわ誰を狙えばいいかわからなくなるだろうがなれると目の前の相手に集中してこれと似たような状態になるから大丈夫だぞ、それでわ誰か合図出してくれ」


生徒の一人合図を出すために前に出る、先生達の顔を見た後に上げていた腕を下に下げると同時に「開始!」と合図を出した。先生二人が同時に動き、炎や水、風などの初級を中心にして、時々中級魔法や氷を入れていた、実習に終わり生徒達の方を見る先生


先生「今のが決闘だ、まあ、実際にやったらもうちょっと違うが今回わ授業なので軽めにやった、ちなみに戦争でわ広範囲魔法や時にわ極大魔法、果てにわ精神魔法を使うこともあるぞ。それと一般的にわ今皆が使っているような杖が多いが戦場でわ他にも腕に着けるタイプや手にはめるタイプがあるがこの辺わコストが掛かるため高い、だからあまり復旧していないんだ」


生徒A「先生、その杖以外のタイプわいくらくらいするんですか?」


先生「それわ俺にもわからないんだ、腕に着けるタイプなどわ総じて魔道具と呼ばれていてね、魔道具わ基本高くて扱いづらいから受注生産が多いんだよ、先生も絵で見たり情報で聞いただけで実物わ見たことないんだ。さて!これにて実習わ終わりださあ皆教室に戻れこの続きわまた明日の授業だ!」

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