ライジング・フィスト ～肉弾凶器

Fight6：参加選手紹介

『ライジング・フィスト』参加選手紹介

エントリーNo.1：ロベール・カストル

　29歳、フランス、マルセイユ出身。蹴り技主体のフランスの格闘技サバットの使い手。過去に殺人を犯して協会を追放されている。現在は酒場やクラブの用心棒などを生業としているが、そこでも複数の傷害事件を起こしている。

エントリーNo.2：リー・ファンシー（李黄石）

　30歳。中国、合肥市出身。中国拳法の中でも実戦的な拳法と言われる八極拳の使い手。政府高官の息子で、過去に複数の女性を暴行、強姦して死に至らしめた前科があるが、親の権力によって実刑を免れている。

エントリーNo.3：サムエル・ムビンガ

　31歳。ケニア、ナイロビ出身。ボクシングの使い手。ナイロビのスラム街で育ち、素手の喧嘩では無敗を誇った。だが喧嘩相手を殴り殺してしまい逃げるようにアメリカに渡った。ボクシングの才能に恵まれプロにまでなるが麻薬服用とドーピング発覚によって追放され、現在はストリートファイトで糊口を凌いでいる。

エントリーNo.4：オレグ・チャイコフスキー

　32歳。ロシア、サンクトペテルブルク出身。ロシアの軍隊格闘術システマの使い手。元はロシア軍の特殊部隊に所属していたが、それ以外の経歴は一切不明。

エントリーNo.5：ポンツァギーン・オチルバト

　35歳。モンゴル、エルデネト出身。ブフ（モンゴル相撲）の使い手。ブフの試合では無敗を誇り将来を期待されたが、女性を怪力で絞め殺す事に快感を覚える異常性癖の持ち主で、複数の強姦殺人の罪で逮捕起訴されている。

エントリーNo.6：ケンジ・オガ（男鹿健治）

　28歳。日本、広島市出身。日本拳法の使い手。パチンコ依存症で常に借金を抱えている。たちの悪い闇金融にも借金があるが、その拳法の腕を買われてヤクザの用心棒や汚れ仕事などを借金のかたに引き受けている。

エントリーNo.7：ムリーロ・バレイラス

　27歳。ブラジル、サンパウロ出身。踊りと格闘技が一体になったカポエイラの使い手。ブラジルのスラム街『ファベーラ』で生まれ育ち、ギャングの構成員でもある。そのカポエイラは実戦的であり、過去にギャング同士の抗争で何人もの敵ギャングを蹴り殺している。

エントリーNo.8：ミゲル・カルロス・アンティグア

　32歳。メキシコ・グアダラハラ出身。レスリングの使い手。過去には将来を嘱望されたレスリングの選手であったが、現在は複数の殺人、強姦、強盗の罪で逮捕。有罪判決を受けた凶悪犯。刑務所内でも殺人を犯している。

エントリーNo.9：パトリック・ハルデンベルグ

　29歳。オランダ、フローニンゲン出身。柔道の使い手。天賦の才に恵まれ国際的な大会での優勝経験もある柔道家だったが、痴情のもつれから当時交際していた恋人を殺害。弁護士によって執行猶予判決となったが、『表』の格闘技界からは追放された。

エントリーNo.10：ナワット・アムナートチャロン

　27歳。タイ、バンコク出身。ムエタイの使い手。国内の試合では無敗を誇った優秀なムエタイの選手。だが酒癖が悪く、酒場での喧嘩で酒に酔った勢いで素人を撲殺してしまい過剰防衛で逮捕される。

エントリーNo.11：リディア・ブレイズ

　26歳。イングランド、シェフィールド出身。本大会の紅一点。元は英国海兵隊の士官であり、軍隊仕込みのマーシャルアーツを使う。この大会に出場する為に海兵隊を退役しており、その目的は現時点では不明。だが賞金目当てでない事は確かのようだ。

エントリーNo.12：ハーリド・ビン・ファイサル

　36歳。オマーン、マスカット出身。空手の使い手。アラブ人としては唯一、空手の国際大会で優勝経験を持つ天才空手家。だが裏では妻に日常的に暴力を振るう凶悪な男。ある時DVが行き過ぎて妻を殺してしまうが、裁判で無罪になった。だが流石に『表』の格闘技界からは追放された。

エントリーNo.13：ルーカノス・クネリス

　32歳。ギリシャ、イラクリオン出身。古代格闘技パンクラチオンの使い手。今大会に参加するまでの経歴は一切不明。だがその手で直接人を殺す事を一切忌避しない、異常な精神性を持つ事だけは確かである。

エントリーNo.14：パク・ヨンギョン

　28歳。韓国、テグ広域市出身。テコンドーの使い手。テコンドーの国内大会では無敗を誇ったが、現在は複数の婦女暴行、強姦、殺人の罪で逮捕起訴されている。女性の暴力を振るう事に快感を覚える異常性癖を持つ。

エントリーNo.15：マヘンドラ・シン・アムラバディ

　34歳。インド、アムリトサル出身。武器の扱いにも熟達したインドの格闘技カラリパヤットの使い手。元インドの国境警備隊所属。警備任務中に越境して挑発してきた中国軍の兵士を殺してしまい、除隊となった。

エントリーNo.16：マーカス・Ｔ（テイラー）・ハンター

　30歳。アメリカ、インディアナポリス出身。キックの使い手。非常に優秀な戦績を収め将来を嘱望されたK-1の選手であったが、試合中に対戦相手を殺してしまい、事故という事で無罪になったが『表』からは追放された。病気の娘がおり、その治療費を稼ぐ為にストリートファイトを渡り歩く。