10月5日 味噌かつ煮弁当

 昨日までの青空から一転、見慣れた曇り空である。

 山陰の晴天の、なんと儚いことか。外は一日中、薄暗く肌寒い。寒暖差でおかしくなる。

 そんな気候と、昨日少し無理をしたせいもあってか、今日はぐったりとしていた。


 我が夫は、昨日寝違えた首周りがまだ治らないようである。今日の方が多少マシなようだけれど、ときどき珍しい表情で悲鳴をあげる。可哀想なのだが少し面白くもある。どうするのが正解かわからないが、少し揉んだり、湿布を貼るなどした。

 私もよくあちこちの筋肉がつるので全く他人事ではないのだけれど。


 夕飯はそんな夫に、また弁当を買ってきてもらった。『ほっともっと』の「味噌かつ煮弁当」である。

 夫は愛知の人間だということもあり、味噌カツには目がない。私も『矢場とん』がかなり好きだ。あの味ではないだろうが、『ほっともっと』ならば一定美味しいだろうと踏んで。

 味噌だれがたっぷりと染み込んで、濃い赤茶色に染まったとんかつ。その上に半熟の目玉焼きが乗り、揚げなすと小松菜が添えられている。肉は少し固いが、辛めの味噌だれが食欲をそそる。そう、辛いのだ。公式サイトの説明にあったが、出汁の他にオイスターソースと豆板醤が入っているので、やや中華寄りの味わいである。ごはんが進む味として正解だが、個人的には八丁味噌系の甘いタレが好みである。あと、タマネギはできれば入れないでほしかった。ともあれ、肌寒くなってくる時期にちょうど良い、美味しい弁当だった。


 明日は色々作りたいものがあるので、どうにか活動したい。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る