8月26日 ジビエバーガー、ガパオライス、ホルモン焼きそば、抹茶金時かき氷

 昼は適当に済ませて、ゲームなどもして。

 夕方から「まつえ夜市」に夫と出かけた。


 昭和の松江市にて、商店街が中心となって行われていたという「土曜夜市」。商店街の高齢化や店の撤退などにより消えてしまったイベントらしいのだが、それを知る世代が当時の賑わいを再現しようと、今年復活させたのだという。

 これが新型コロナの扱いが緩和されたこともあって、狙い通りの人出になり、ニュースになるほどの賑わいになっているのだ。

 というので、一度くらいは行ってみようと思ったのである。


 駅前に車を留めて、商店街を歩く。

 話には聞いていたが、結構な賑わいである。

 一メートルおきくらいにかき氷の屋台が並んでいるのは、暑さと手軽さのせいか。一度ぐるりと回ってから、気になる食べ物を買ってみた。

 まずは「ジビエバーガー」。雲南市うんなんしの猪肉にトマトベースのソース、自家製ピクルスとレタス、トマトがバンズに挟まっている。臭みは無いが野性味を感じる歯ごたえの猪肉は肉の味が濃く、新鮮な野菜とソースがジューシーさを支える。出雲市のパン屋特製のバンズが香ばしくもふかふかとして、実に美味しかった。

 次に「ガパオライス」。これは松江市内のエスニック料理店のもので、一度行ってみたいとは思っていた店だった。辛さはそれほど強くなく、本格的な香りが嬉しい。バジルが効いてこそガパオである。黄身がとろりと半熟の卵もまろやかで美味しい。

 陽が落ちつつある時間とはいえ、暑さに耐えられなくなってきたので、かき氷を。これは目をつけていた『彩雲堂』の屋台へ買いに行く。『彩雲堂』は松江市の老舗和菓子屋で、そこが夜市限定でかき氷を出すというのならば。私の「美味しいもの」センサーが反応したのである。これがしっかりと当たりだった。私の注文した抹茶金時は深い深い緑。きちんと点てた抹茶の風味がして、その苦みに粒あんの甘さが調和する。夫の頼んだ苺もしっかり果肉感の残る甘酸っぱさがとても美味しかった。私のアンテナはまだ衰えていないようで良かった。

 少し食べたりない夫が、ホルモン焼きそばを追加。「ザ・テキヤ」といった雰囲気の屋台だったが、この焼きそばも思いのほか美味しく、黄身は半熟のまま裏面はこんがりと焼かれた目玉焼きと、ソース味に焼かれたホルモン、太目のもっちりとした麺が、「これが食べたかった」のど真ん中という感じで良かった。

 それに合わせて、自家製レモンシロップのレモネードなども飲み、大変満足な夕飯となった。

 ただ、いかんせん暑い。もう少し涼しい時期に行きたいものである。とりあえず十月までは続くらしいが、もう一度行くかどうか。



 帰宅後は急いで風呂に入り、『太陽の王子 ホルスの大冒険』を同時視聴で観ていた。大変面白かった。色々と感想はあるのだが、長くなりそうなので本日はこれまで。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る