8月20日 盛岡冷麺
よく晴れた日曜日。
ポケモンスリープのカビゴンが、初めてマスターボールレベルに成長し、そのデカさに驚嘆する朝。ちょっと周りのフシギダネなどが豆のように見えてしまうので、ハイパーボールレベルくらいがちょうど良い気もする。
ブランチには、昨日買っておいたお気に入りのパン屋のパンを六つ。
バルミューダのトースターがしばらく話題だったが、トーストスチーマーがあれば充分美味しくリベイクできている。カレーパンもざっくりもちもちと揚げたてのように復活した。うまい。馬蹄型のフランクフルトをバゲット生地で包みエダムチーズを敷いたパンは旨味とコクがしっかり。パンオショコラは少し表面が焦げてしまったが、チョコはとろりと、クロワッサン生地はパリパリとバターが香る。
リベイクした中で最も気に入ったのは、「塩バターメロンパン」という珍しいもの。姿はメロンパンというより帽子パンと呼ばれるものに近い。ビスケット生地のかかったふかふかの甘いパンの中にじゅわりとバターがとろける。この組み合わせがなんとも絶妙で風味豊か。ブリオッシュのようでもある。大変良かった。
クリームパンは常温で。ふんわりと柔らかなパンの中には、愛する木次の牛乳を使ったクリーム。しっかりとバニラビーンズも入って香りも良い。お気に入りの一品である。
そして締めくくりは、冷やしておいたデニッシュパン。こんがりサクサクのデニッシュにはクリームチーズが絞られ、ブルーベリーがたっぷりと乗る。ひんやりとしているのがまたさっぱりとして良い。
今回も実に美味しいパンだった。
今日は夫が午後に少し出かけていくので、しばらく積んでいたゲームをプレイしていた。
『stray』という、サイバーかつポストアポカリプスな世界をネコチャンが冒険するというゲームである。冒頭から実にネコチャンが可愛い。素晴らしいネコチャン仕草に溢れている。もうネコチャンになったからには、そこら中の瓶や植木鉢をちょいちょいと落として回るし、積み本タワーがあれば倒してしまうのだ。素晴らしい。
しかし攻撃してくる生物もいるので、自分の操作が不甲斐ないとネコチャンが死んでしまう。つらい。オプションで「猫死亡シーン」はもちろんオフにしてある。そしてステージを進んでいくと、まるでサイレンヒルの裏世界のようなネチョグチャアとした景色になって来るので、ひたすらネコチャンが心配である。無事に帰ろうねネコチャン。
夕飯は、盛岡冷麺にしてみた。
何をもって「盛岡冷麺」と言うのか、正直なところあまりわかっていないのだが、今回買ったものは岩手県産の小麦粉と北海道産のジャガイモのでんぷんを合わせた麺だそうである。このコシがすごい。むにっとはね返って来る歯ごたえとつるりとした喉越しが、暑い日には実に良い。スープは牛をベースに昆布や鰹の出汁を合わせ、旨味たっぷりながらあっさりとして食べやすい。
これに乗せたのは、キュウリの千切りと、焼豚と、味付たまごと、白菜キムチである。この組み合わせにハズレはない。キムチはたまたま安くなっていたので買ってみた商品だったが、これがかなり好みの味で、他の具材や冷麺のスープを引き立ててくれる。盛岡冷麺のキムチはカクテキ(大根)である、とする説も見かけたので、次はそれも試してみたい。夫婦とも気に入ったため、この夏のうちにもう一度食べそうなことだし。
ところで、この日記の総PV数が遂に、一万を突破した。徒然と日々を記しているだけなのだが、ここまで続けられたのは本当に、読んでくださる皆様のおかげである。改めて感謝を申し上げる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます