8月14日 鶏の梅酢照り焼き
台風の気配を、全身に感じている。
今日はまだマシな方だが、頭がぎりぎりと締め付けられる痛みは既にある。明日は大雨になりそうで、今から憂鬱である。
しかし曇天のために、流石に気温は少し下がっていた。久しぶりに、水道から水が出た。
久しぶりに、ファンタジー小説を書いている。
なんとか金曜の締め切りに間に合わせたいがどうなることやら。
現代劇を書くときとファンタジーを書くときは、脳の使い方がまるで違う気がしている。現代劇の場合は自分自身の手の届く範囲を観察しながら書いている感覚だが、ファンタジーはまず思い描く世界に没入するところから始めている。その世界の成り立ち、人の在り方、文明の度合い、人ならざる者の位置、などなどを決めていき、私が見ている世界が読者にも見えるようになんとか書いていく。そうした時、現実の動植物や物理を参考にするので、どうしても調べものが増えるのだ。実に手間がかかるのだが、そうやって世界を作るのが楽しくて私はファンタジーを書いている。
というのは飽くまで私自身に限った話なので、他の方はどのようにファンタジー小説を書いているのか、少し気になるところ。
夕飯には、例によって届いたばかりのミールキットで、鶏の梅酢照り焼き。
鶏もも肉と野菜を焼き、醤油・酒・みりん・砂糖に梅酢を加えた調味液で少し煮立て、肉と野菜を取り出した後のタレを更にとろりとするまで煮詰めてからかける。
ともすればくどくなりがちな照り焼きのタレが、梅酢によってさっぱりと食べられる。ほんのりと梅が香るのも良い。こんがりと焼いてから少し煮ることによって、皮目はパリッとしたまま味も染みる。
付け合せのマカロニサラダにも、梅酢を少し混ぜるレシピである。なかなか用途を思いつかない梅酢の使い方を試すことができるのも、ミールキットの良いところである。
今回はセットになっていたので作ったが、マカロニサラダというのは実に面倒である。茹でるのが暑いし、水をしっかり切らねばならないし、それなりに冷やさないと美味しくない。その上がっつりと炭水化物である。サラダとは。
これまでも滅多に作っていないが、今後もあまり作らないだろうと思う。
どうか全国で、台風の被害が大きくならないよう祈る。
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