4月25日 𰻞𰻞麺(ビャンビャン麺)
昨日は日記を投稿してから気絶するように寝ていた。
最近よくある。あまり良いことではないだろうが、原因もわからない。日付が変わる頃どうにか起きて、風呂に入ってからもう一度寝た。普段は寝付きがかなり悪い方なのに、すとんと寝た。
今日はやけに寒い。寒暖差についていけない。
未だにこたつを片付けられないでいる。着る毛布がお友だち。窓もカーテンも締め切って、空気や重力に負けて横たわっていた。なので日記にするほどのネタは無かったりする。短めである。
小説の進捗は悪いが、ゼロではない。……いやこれ間に合わんな。どうしたものか。
今日は梅干しは一旦休みとする。流石に私も夫も飽きてしまっていた。
そんなわけで𰻞𰻞麺である。……ちゃんと漢字が表示されているだろうか。「ビャンビャンめん」と読む。一時期話題になったので、ご存知の方もいるだろう。「𰻞」の字は中国においても、「ビャンビャンめん」にしか使わない漢字なのだという。起源も不明な漢字なので、𰻞𰻞麺店の創作ではないかという説まであるとか。総画数は58画。覚える気はさらさらないが、なんとも個性的でキュートな漢字である。
さて、これがどんな料理かというと、見た目は“ほうとう”や“きしめん”に似た、3cmほどの太さの平たい麺である。これをスパイスの香る油と絡めたり、酸味と辛味のあるスープに入れたりするという。今回は前者に近い食べ方で。
味噌やピーナッツをベースに、スパイスやゴマの香る油を合わせたタレに、茹でた麺をよく絡める。その上に炒めた野菜と角切りのチャーシューを乗せ、少量の茹で汁をかけて山椒を振れば、完成である。
鼻栓をしながら長ネギを切り、本来は他の野菜と合わせて炒めるのを、ネギだけ先に炒めて香りだけを油に移し、それからあとの野菜を炒めるという私の努力も報われる美味しさ。(ネギは全て夫に食べてもらう)
平たい麺はもちもちとして、とろりとしたタレがよく絡む。ぺろんと啜るのが楽しい。ゴロゴロとしたチャーシューや強火で炒めた野菜が食感に変化をくれる。旨味と辛味が交互に押し寄せてきて箸も汗も止まらない。
すっかり汗だくになってしまった。どちらかというと夏に気持ちよく食べるものかもしれないが、体はぽかぽかとしているので良しとしよう。
追記:やはり表示されていない場合があるようなので、取り急ぎタイトルには振り仮名を入れた。この字面の圧が好きなので残念だが。もしうまく表示されない方は是非、漢字を検索してみていただきたい。
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