6/20(火)「静謐」

とても安らかで争いのない世界。

隣にいる主は静かに鳥を指にのせて微笑んでいる。

こんなにも静謐な世界を望む御身が、鬼神の如く他国を蹂躙した者と同じとは誰も思わないだろう。

「春日どうした?」

「いえ何も」

血塗られた道を歩んだ。

呪いも多く買っただろう。

その火の粉を払う存在で在りたい


【あとがき】

 せいひつ、は

【静かで安らかなこと。世の中が穏やかに治まること。太平。】

との意味だったので、そうなる為には何かがあったんじゃないか?と主はごりごり強くて阿修羅の様に容赦しなかった人かなって真逆の印象ぶつけてみました。

春日は小国(太平を邪魔していた国)出身で主の志に盲信してって感じ

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