第8話「年相応な男女が屋根の下1つ何も起きないはずもなくッ!!」
「さっさ上がったあがった」
「ほへぇ案外中は広いんだな」
「ふふん、そうでしょう私頑張ったんだからえっへん」
蒼祈さんはそう言いながらその狂気的な胸を張っていた。
「凄いなぁ蒼祈さんには尊敬の目しかねぇぜ」
「そうだろうそうだろうふふん〜♪」
蒼祈さんはそう言いながら今日から住む俺の部屋に案内してくれた。
「ここが今日から龍くんが住む部屋よ、綺麗でしょ?今日まで私の物置だったから結構頑張っちゃった」
蒼祈さんは頭を撫でてほしそうな仕草をしてきた。
「蒼祈さんありがとうございます」
俺はそう言いながら蒼祈さんの頭を撫でた。
そうすると蒼祈さんはめちゃくちゃ上機嫌になって
ルンルンに俺の部屋に入っていった、めちゃくちゃ可愛い。
「ここが、服を置く場所でー、ここがベットになります2人でちゃんと寝れるよ/////」
蒼祈さんは照れながらも部屋の説明をしてくれたバチくそ可愛い。
「蒼祈さんこんな部屋ありがとうございますね」
「さっきから言ってるけど、その蒼祈さんって辞めてくんない!? 私達一応夫婦なんだよ!? 分かってるぅ!?」
蒼祈さんはそう言って俺にデコピンをしてきた。
「いて、はいはい、分かったから蒼祈これから夫婦としてよろしくな」
俺は笑顔でそういった。
「はふぅ、やっぱり龍くんってかっこいい…」
その呟きは俺には届かなかった。
「そうそう龍、今日私と一緒にお風呂とか入ったりしちゃうの…?/////」
蒼祈は上目遣いで俺の裾をつかみながら部屋を出る時にそう聞いてきた。
「俺の
あ、どうと鬼塚龍15歳童貞ヘタレです。
「えぇ入らないの…?」
蒼祈はそう言いながら
「あのそんな事言われたら嫌だって言えないじゃないですか…」
やはり!鬼塚龍15歳童貞こんな美人の誘いには断れない。
「じゃあ今から入ろ! ねぇいいでしょ?/////」
「あ、はい良いですよ」
俺がそう言うと蒼祈は満面の笑みで風呂場へ俺を連れていこうとした。
だがその前にまだ全部を見てないため確認しつつ風呂場に行ったためもうすでに夜になっていた。
「先に龍は入っててね流石に私から入るのは恥ずかしい…/////」
「分かったよ 可愛いなぁ」
俺は自分の嫁はこんなにも可愛いのかこれからやばいなと思いながら服を脱ぎ風呂に入った。
「何あの筋肉めちゃくちゃ素敵/////」
この蒼祈の独り言は聞こえないようにした、どこからともなくこのヘタレと聞こえるが関係ない!
「龍はいるよー?」
「いいですよ」
俺がそう言うと蒼祈は入ってきた。
もちろんバスタオルを巻いてだ…正直見たかった気持ちも……めちゃくちゃある。
「龍今日は私が背中洗ってあげようか?」
「お言葉に甘えてそうしてもらいましょうかね」
そういうと蒼祈はそのたわわなお胸を俺に押し付けながら洗ってきた。
「あのこれ…」
「ん?なに夫婦なら普通でしょ?/////」
とても可愛い小悪魔な声が風呂場に響いた。
俺の息子が暴れないか不安でいっぱいだ。
でもこんな美人にされてて暴れないってもはやヘタレを超えて男としてダメなのではと思ったりもするが。
そんなクッソどうでもいいことを考えている間に洗い終わっていた。
「俺はもう頭洗ってるから上がるね」
「え?私の背中は洗ってくれないの?」
そんな誘惑をされて動揺しながらも勇気を振り絞って後ろを振り向いた。
瞬間事件は起こった!!!!
「きゃ」
俺が振り向いた瞬間蒼祈は後ろに倒れてしまいタオルがはだけその狂的な胸があらわになっていた…
「あ、無理」
俺は顔から湯気が出るほど真っ赤にして最後の言葉を言い残し倒れてしまうのだった。
何とも情けないと気絶する寸前に思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます