第3話 入学式  颯太・風菜

僕たちの学校の入学式は午前9時に始まった。まず開会の挨拶があり、その後新入生代表の挨拶がありさっき体育館の方向を教えてあげた彩音ちゃんが代表として前にでて新入生代表の挨拶をした。


「本日、このような晴天の中入学式を迎えることができ、たいへん嬉しく思います。・・・・・・・・・・・・・・・私はこの学校に希望と夢をもって入学しました。私はこの学校に気になる人がいて、彼との出会いは・・・・・・・・・だから私はこの高校3年間で勉強はもちろんのことですが、本気で恋をします。」


彼女の宣言は勇気があるなと思った。僕でもあんな宣言はできない。僕はなぜかこの時彼女の声と顔に見覚えがあると思ったがあんまり考えないことにした。この後には楽しみな風菜とのデートが待っているから・・・・・・


次に在校生代表の挨拶は僕と風菜のクラスメイトの信也がした。彼は副生徒会長で、スピーチが得意だから!

そして閉会の挨拶があり、午前11時に入学式は終わった。


午前12時頃には下校の時間になり、僕は午後の風菜との待ち合わせの為に急いで家に帰った。

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