第14話ダンジョン探索
「ダンジョンは100年前、異世界と交わったとき突如として現れたものだ。一説にはその世界のことを読み取りお宝を作り出していると言われている。」
そう、ダンジョンとはオーバーテクノロジーのものもあるとてつもなく夢がある
生徒たちがいろめきたっているのが分かったのか
学園長は忠告もした
「しかし、死亡率が高い場所でもある。
なぜ、学生がダンジョンを潜るかと言うと魔物を倒したことによる魔素を吸収するためだ。1年と冒険者の班で行う。以上班に別れて探索を開始せよ。」
威厳のある風格でそのように言うとそのまま
ダンジョン前に設営したテントの下の椅子に座った
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テントの下で元弥たち教師陣は見回る場所の確認をしている
「これ、どうやって強い魔物を判断するの?」
1人の巌みたいな男が
「なぜそんなことを調べていないんだ?準備をして挑むのは教師とて変わらないはずだ」
「まぁまぁ、落ち着きましょうよ〜。ガインツ先生」
2組の葵先生が宥めると
「違う違う、弱いってどのレベル?一と二層だったら最高でCランクまでしか出ないでしょ。異常固体が出れば話は別だけどさ」
油を投げ入れると、さすがにまずいと思った葉月が
元弥の腕を引っ張り連れていった
「あのですね、生徒たちの安全を考えたらCランクなんかとは戦わせる訳には行かないんですよ。」
何を言ってんだという顔すると
「C如きでそんなんじゃ使い物になんないじゃん
まぁいいや分かったCランクを殺して回りますー」
そういうなりダンジョンの中に消えていった
元弥との話し合いが終わると元の場所に戻り、
「ごめんなさい。」
謝ると、同性の葵先生から可哀想な目線で見られ
「噂以上ですね。私とガインツも元冒険者だったので、噂は聞いていたのですが...」
「ふん、冒険者でいくら凄かろうと教師には向いていないな。なぜ学園長が認めたのかわからん」
まだ、怒りが収まらぬようだった
「しかし、生徒たちは懐いていようですし、全否定することもないですよぉ〜」
葵はそうまとめた
「私達も見回りに行きましょうか」
葉月がそういい荷物を確認して3人もダンジョンに入った
「ふむ、生徒たちから懐かれているとは奴も上手くやっているようでなりより。さて、今年は誰が頭角を現すか楽しみじゃの」
そう口角を上げた
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