第5話 入学式

1本道を通って森を抜けるといきなり要塞があった


「ねぇ、あの大きな要塞の中にがハンター特殊学校があるの?」

目を輝かせた。しかし、すぐに顔を曇らせた。


その先にはギルドの制服を着た人達が10名ほどいた


「間違いないかと。ご主人様、吾は先学園の方へ行ってまいります。日翔と安居院後は頼みましたよ」


そういうなり亜音速で飛んで行った





コンコン

「元弥様ですね。入学式は始まっているので、お急ぎを。」


「了解。2人ともここからは走っていこうか、

安居院は場所知ってる?」

車から降りて言った


「私が案内させていただきます。おい、お前ら車は事務所に置いておけ」


部下に言い残し案内しつつ、走り出した。


ダニエルと同様亜音速なのにも関わらず、周囲に被害がない。


そのことに対してギルドの使者達は驚いていたが、

思い出したように上司である葉月に連絡をした。



───────────────────────

ダニエルは校門前で待ってた

「お待ちしておりました。横の女性がご主人様の監視者である葉月 結芽さんです。」


横の女性は冷たい声色で

「よろしくお願いします」という自己紹介にしては短いかった。


「知ってると思うけど、遊馬 元弥(あすま もとや)

よろしく。どうやって監視するの?」


握手をしようと手を出したが、スルーされて


「急いでください、総帥とギルドマスターに怒られますよ。コソッと入って元々いたかのように振る舞いましょう」


疑問そうな顔で見つめると、口を開き


「なんでコソコソしなきゃいけないの?堂々と入ればいいじゃないか。日翔案内して」


スタスタと歩いていく2人を追いかけていった。


入学式会場に着くとその扉を


ギイぃぃぃぃぃぃイイ 鈍い音を鳴らし開けると、

そこには驚いた様子の新入生と先生と保護者だった


そのまま、壇上に上がると、マイクを持ち

「諸君、はじめまして。今年からこのクソ学校の

戦闘を教えることになった哀れな男だよ。呼び方は自由でいいよ。名前は遊馬元弥だ。これから3年間よろしく」


ギルドマスターは頭を抱え、そのほかの人たちは

唖然とした。













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