第6話

(見た感じ1学年50人か)


それぞれの魔力を見ながら、一人一人の強さを把握していった。


そして、ついに生徒の1人から声が上がった


「ここの先生方は強くて尊敬できるものだと思ってました。しかし、あなたに教師がふさわしいとは思いません。」


吐き捨てるように言った。


「えーそんなこと言わないでよ、これ強制依頼だから断れないんだよね」


「辞める理由が出来ればいいんですよね。私と戦って下さい。いきなり来て私たちは国からS+の他にも歴戦の戦士がいると聞いて入学したんです。

遅刻しながらも、態度が悪く、強くも見えない。

そんな人に教えて貰いたくない!」


と言って前に出てきた。その顔は怒りの形相


「そのS+僕だよ。これで強さの証明はできたよね。

これでい?」

態度の悪さは益々悪くなって言った。


その発言に生徒と教師、1部の保護者は驚愕した。


「それは...」


唇を噛んだ。

そして、「すみません」と言い座った



いいことを思いついたと言わんばかりに


「この際、質問ない?誰からでも良きよ」


一人の大男が手を挙げた


「どうぞ」


「さっきはうちのバカ娘がすまない。

名前はルイス・イーソン、これでもA+だ。

なぜあなたのような人がこちらに来たかは分からないが娘のことよろしくお願いします。あなたは元EXランクだったと思うが、失礼だとは思うが私より強いが化け物と呼ばれる領域には入ってないように思えます。なぜEXランクになれたのですか?」

娘とあまり似てないが、強いて言うなれば目が似ている。


「おぉー、きみのような雑魚がなんで俺の実力がわかると思った?自分より強いと分かっただけでも

合格とするべきなのか?」

煽り散らかした。


さすがに、そのように言われると思っていなかったのか豆鉄砲に打たれたようになっている。


「それは失礼しました」


親の方は引き下がったが、娘の方は怒っていた

それを周りの人達が止めるというなかなかカオスな状態となってきた。


それを見て学園長は「質問は以上とする、遊馬先生は教師の席に戻ってください」


そう言われると壇上から降りて、席に座ると横には監視者である葉月がいた。


「おー、さすが監視者だけあるね。

隠行は得意なんだ。なかなか高レベルの技術だね、

誰から教えてもらったの?」


小声で話し始めた


「言えません。そして、入学式に集中してください


冷たくあしらわれて、入学式は粛々と進められ終了した。













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