登場人物紹介 その3

ヒナタ


通称ひーちゃん。火の精霊。

仲間想いで、喧嘩っ早くて、気性が荒い。良くも悪くも直情的な性格。

フウカを救った秋人に会って懐いた。

ふだんはドワーフたちに崇められており、気が向いたら彼女たちの鍛冶の手伝いをしている。



チサト


通称ちーちゃん。土の精霊。

のんびり屋で喋るのが遅いことを本人は気にしている。

土壌改善に作物の成長補助等、農業においては非常に頼れる存在。

現在は禁域の森でアルラウネたちと暮らしている。



アカネ


禁域の森に住むオーガの族長。

一族全員が戦闘狂になっていたところを秋人に治療される。

脳筋気味のオーガにしては頭もいい貴重な存在。

昔ウルシュラと本気で争ったが、決着がつかずにそのまま和解した。



サヤ


禁域の森に住むオーガの少女。

魔力の暴走により、ふだんと正反対の性格になっていた。

治療後は、礼儀正しく大人しい少女なのだが……

あのときの行動や言動は本当に魔力暴走のせいだけですか?



禁域の森のオーガたち


禁域の森に住むオーガの女性たち。

魔力暴走のせいで、全員が全員戦闘狂になっていた。

理性もない戦闘集団となったオーガたちは、下手すると国が滅ぶ災害レベルの脅威。

治療後は正気で戦えることを感謝し、戦いの前には必ず秋人と女神様に祈りを捧げるようになる。



ウルシュラ


禁域の森に住むクイーンハーピー。

一族全員が一定周期で記憶を喪失していたところを秋人に治療される。

今はおしとやかな女性だが、昔はアカネが引くほどガラが悪かった。



ヴィエラ


禁域の森に住むハーピーの少女。

アルビノ体質であり、身体が弱かったが現在は仲間と飛ぶこともできている。

色素のない自身の羽がコンプレックスだったが、もう大丈夫。



禁域の森のハーピーたち


禁域の森に住むハーピーの女性たち。

記憶をなくして狩りを続けた結果、狩猟本能が膨れ上がる。

狩り大好き。狩りをしたい。結局、治療後も毎日狩りをするために空を飛ぶ。

獲物の消費先を作ってくれた秋人と女神様に、狩られてくれる獲物たちに祈りを捧げる。



イオ


禁域の森に住むアラクネの長。

一族全員が本人たちの意思に反して子を産んでいたところを秋人に治療される。

見た目のわりには戦闘能力は低めであり、ハーピーが怖い。

特にウルシュラとか、今では物腰丁寧だが昔を知っているからかえって怖い。



アラクネの娘


禁域の森に住むアラクネの娘。

ママはたくさんいるけど、パパはひとりしかいない。

よくわからないけど、パパのおかげでかぞくがたのしそう。

おおきくなったらパパとけっこんする。



禁域の森のアラクネたち


禁域の森に住むアラクネの女性たち。

産んでは殺し、殺しては産むという地獄から救い出された。

きっとあの方は神様だと、アラクネたちは後世に語り継ぐことだろう。



エルマ


禁域の森に住むアルラウネの長。

一族全員が栄養および魔力失調になっていたところを秋人たちに助けられる。

戦う力こそないがわりと図太い性格であり、古竜とさえ共存できている。

イオとは古くからの友人。



禁域の森のアルラウネたち


禁域の森に住むアルラウネの女性たち。

耐えがたい飢餓感に苦しんでいたのに、その原因であるテルラを仲間に迎え入れている懐の広い女性たち。

テルラのおかげで毎日土が美味しいから、持ちつ持たれつだと割り切っている。

秋人と女神様、チサトにテルラ。誰に祈ればいいのかわからないので、とりあえず全員に祈っておく。



カリカ


禁域の森に住むラミアの長。

一族全員が毒の分泌を制御できなくなっていたところを秋人に治療される。

成長は止まったが、すでに全員めちゃくちゃでかい。

アカネとウルシュラと気が合うため、すぐに友人となった。



禁域の森のラミアたち


禁域の森に住むラミアの女性たち。

やっぱり全員でかい。でかいし、毒出すし、自分たちのせいで森が滅ぶと本気で覚悟していた。

ふらっと現れた人間の男女がそんな自分たちを救ってくれたけど、多分あれはつがいだと思う。

二人の人間が信仰している女神様を自分たちも信仰しておこうと思っている。



テルラ


禁域の森で引きこもっていたシルビアの妹。古竜であり地竜。

ぐーたらしすぎていたため、他の竜たちにはよく苦言を呈されていた。

お昼寝最高。引きこもり最高。

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