第15話 俺……レベル上がりすぎじゃね!?
「うっそだろおおおおおおおおおおおお!?!?」
「『!?どうした!?』」
「俺……レベル80になってる……」
「『はあああああああ!!!!???』」
[天月 春翔][ハルト・アマツキ] LV 80
HP 5000000000000/5000000000000
MP 6000000000000/6000000000000
ATK 6000000 DFE 5000000 AGI 7000000 MEN 80
うん、ちょっとまって今ツッコませて……
上がりすぎだろ!?
なに!?どゆこと!?HP5兆!?MP6兆!?馬鹿げてる!?
そしてなに!?このATKやらDFEやらの上がりよう!?
そして極めつけは……MEN!?お前だけなんで弱いんだよ!?
「もう……なんなの!?」
「ちょッ、あんたッそれ本気で言ってんの!?」
「いや……俺も半信半疑で……鑑定したらLV80って書いてあったんだよ……」
『主人よ、それは誠か?』
「ああ……そうみたいだな……」
『だとしたら主人よ、多分主人は世界最強レベルだ。』
「WHAT!?」
『LV50が人間のLV上限と言われている。一番高い天使族でもLV70が限度と
聞いたことがある。多分今、我のLVも上がったぞ。』
「これより強くなるって!?この最強のヴァルが!?」
『我も鑑定してみてくれ。』
「あ、ああ、わ、分かった。」
「ヴァル」SSS級ドラゴン(エンシェントドラゴン)LV80
HP 10000000000/10000000000 MP 15000000000/15000000000
ATK 100000000 DFE 100000000 AGI 200000000 MEN 10000000
スキル
「神の覇気」 「神の伊吹」 「進化の逸脱を脱したもの」
称号
「魔王の反逆者」
※主人のステータスに影響されます
主人 ハルト・アマツキ
「えっぐ!?なんでこんなに!?……あ、俺のせいか……」
『ちなみにLVは?』
「80、俺と同じだ。」
『本当か!?ドラゴンはレベルが10などでも上位だからな……多分我も最強の部類だな。』
「いや……おれの100分の1だぞ大体……」
『!?主人……強すぎじゃないか……?』
「そうよ!?あんたどうなってんのよ……」
「俺にもわからん……」
「なんで張本人が分かってないのよ……」
『で……どうする主人?』
「へ?なにが?」
『この力があれば国一つ滅ぼすのは容易なことだぞ。』
「!?……じゃあ……」
「え!?ほんとにやる気……」
「まずはガルドを占領しよう!滅ぼしはしないし苦しめようとする気はないぜ……」
「ッ!?……まぁ滅ぼさないなら……」
「よ~~し!じゃあヴァル……占領だ!」
『了解主人……計画は立てなくていいのか?……すまない、いらん心配だったな……』
ほんとにそうだよな……世界最強のドラゴンと人間(人間の方が強い)だからな……
一つの町ぐらい余裕で陥落させることができるよな~
「で……いつ行うの?」
「今日。」
「今日!?!?」
『まぁ別によかろう。いつ行っても結果は同じだしな。』
「なんだろう……ここにいたら獣人としての威厳がなくなる気がする……」
「そんなものは捨てろ~俺の奴隷になった瞬間から威厳なんてくそもないだろ。」
「そうだった……なんで私奴隷になってるんだっけ……」
「お前が俺を殺そうとしたんだろ?このシスコン!」
「シスコン?」
「あ~シスターコンプレックスの略で俺たちの世界だと姉妹を好きすぎる
変態的な意味も込められているぞ~」
「だったらしすこん?は認めるぞ!本当のことだからね。」
「う~わ自覚ありで開きなおしてんのかよ……ガチできもいな……」
『これには我も驚きだ……ここまで気持ち悪い獣人族を見たことがない。』
「うっへぇ!?ヴァルも見たことないとかどんだけ変態なんだよ……」
「う……うるさい!黙ってろ!」
「お!主人にその口の聞き方はなってないなぁ~そう思わんか?ヴァルよ。」
『それには我も同意だな。』
「え……何する気……!?」
「もちろん!制裁に決まってるでしょ!鑑定で逆らったらどんなことが起きるか設定できることを知ったから……どうしよっかなぁ~……やばい、えげつないこと考えた……」
「やめろ!……やめてください……」
『どんなだ!?我に教えろ!』
「ヴァル!?頼むからやめてくれ……」
「あ~盛り上がってるとこ悪いが……やるからな?」
「やめてくれ~!?!?」
『我に教えてくれ~』
「まぁ……見てからのお楽しみってな!」
よし、こうしてこうして~っと!できた!
「制裁調教発動!」
「ガっ!?な、なにしたんだ……」
「俺を少なからず異性として見るようになる。ちなみに、俺の命令を破ると
性奴隷になるからな……覚えておけよ……」
「な、なに!?」
多分すぐ効果はないのかもな……
『ほう……?面白い術だな……というか、主人はまだ経験がないのか?』
「んだよ……文句あるのか?」
『いや……我が主人の初めてになる可能性も考慮してもらわんとな!』
「「え……?今なんて?」」
『だから……我が主人の正妻になるかもしれないということを
考えておいてくれよなと……』
「ちょっ!?ちょっと待ってくれ!?お前……オスじゃないのか?」
「そうよ!?こんな渋い声して女とは言わせないわよ!?」
『?まだ人間族に擬態ができないからな……!そうだ、主人!我を
人間族と似たような感じに擬態させるスキルとかないかの?』
「ま、まぁ……スキルを創れば行けると思うが……」
「『!?スキルを創る!?』」
「ああ……それが俺のレジェンドスキルだからな!」
『レジェンドじゃと!?それは……魔王様よりも上のスキルではないか!?』
「だから魔王を主人にしている時より進化しているんじゃないか……」
『思ったがそれ……たぶん神と渡り合えるぞ……』
なんだって!?神だと!?
第15話終わり
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