第14話 ドラゴンに助けられた……!?

「あんた……テイムすんの?」


「あったりめーよ。」


あ!そろそろかな?


ズドーーーん!

空からいきなり大きな巨体が降ってきました。


「うわ!?」


「お!落ちてきた!」


「こ、これ、ド、ドラゴン!?」


「そ、魔法で追撃して魔法拘束でつかまえてここに持ってきたってわけ。」


自分で言っててわけわからんこと言ってんな……


「で……こいつテイムするの!?」


「もちのろんだよ!」


こいつテイムしたらどんな種族になるのかな??(わくわく)


ちょっと鑑定してみよう!


レッサードラゴン AA級モンスター


人々から恐れられるドラゴン。レッサードラゴンが本当の種族だが、

現代ではドラゴンと呼ばれS級と言われている。


魔王の配下

※魔物使役で眷属化が可能です。


「ほら!言ったじゃん!レッサードラゴンだってよ!」


「はぁ!?このデカさでレッサーですって!?じゃあ本物は……」


「多分俺の眷属にしたら進化的なのしてすごくなると思うよ。」


「これ以上!?」


「やってみます!

スキル使用「魔物使役」」


〈伝説級ですが本当に眷属にしますか?(すべてのMPを使います)〉


「やば!?でも伝説だから納得がいくわ……眷属にしよう!」


『!?ガァァァァア!?』


「!?なに!?このドラゴン!?いきなり叫びだしたんだけど!?」


「くッ!?MPがやばい……まて……アイテムボックスが開けないからマナポが使えない!?」


「え!?大丈夫なのそれ!?」


「大丈夫なわけ……ないだろ……」


「やばい!?ハルト!ハル……ルト!……」


春翔が意識を失いかけていた時、ドラゴンが春翔の体に手を伸ばした。


「ちょっと!?何する気!?……!?」


そのドラゴンが「まぁ黙ってみてろ」っといったような目で見てきた。


「ったく……頼むわよ!」


すると、ドラゴンの手から光が出てきて春翔の体を覆った。


「うぅ……なんで……気絶したんじゃ……」


春翔は困惑しながら周りを見ると、いきなりドラゴンが横に立っていたのをみて、驚いた。


「うわぁぁぁぁぁぁぁ……ってお前がマナを分けてくれたのか……ありがとう!」


なにか言いたげな表情で俺を見てきた。


「あ、あぁしゃべれるようにしないとな!

スキル使用「魔物会話」」


『おお!しゃべれるようになったぞ!これはすごいな!』


「ド、ドラゴンが……」


「何回目だよこの会話。」


『……ということは……他にも仲間にしているのか……』


「ああ、すまない、置き去りにしちゃったな。俺は天月 春翔

まぁ言ってしまえば「異世界人」だ!よろしくな……名前はあるのか?」


『「異世界人」か!?ほう?もう何百年とあってないぞ……

ああ……自己紹介がまだだったな、俺は「ヴァル」、

ドラゴン族の一匹だ。』


へぇ……ヴァルか……いい名前だな……あ!鑑定してみ……ってえぇぇぇぇぇ⁉⁉


ヴァル SSS級モンスター LV 10


かつて神話のみで語り継がれた神龍。その名の通り神と同等の力を持っていて、

一夜で大陸を滅ぼしたと言われる伝説のドラゴン。


種族 エンシェントドラゴン


 HP 1000000/100000000 MP 5000000000/5000000000


 ATK 100000 DFE 600000 AGI 2000000 MEN 1000000


 スキル

「神の覇気」 「神の伊吹」 「進化の逸脱を脱したもの」


 称号

「魔王の反逆者」


 ※主人のステータスに影響されます


 主人 ハルト・アマツキ


「うっそだろおおおおおおおおおおおお!!!!!!???????」


「ど、どうした!?!?」


「エンシェントドラゴンだって!?!?」


『!?な、なんだと⁉神話の!?』


「ああ……そう鑑定には書いてある……」


『そうか……お前を主人に選んでよかったよ。』


実際は俺が選んだんだけどね……


〈レベルが大幅に上がりました〉


「お!?ヴァルをテイムしたからかな?」


見てみるか……

「鑑定」……はああああああああああああああ!!!!!??????


第十四章終わり

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