第8話 ふふふ……魔王になってやったぜ(魔力王かな正確には)

「魔物なのこいつ?」


「そうですよ……なぜ怯えないんですか?」


 だって……ゴブリンよ…定番すぎてなんか感動もんだわ


「だってこいつゴブリンじゃ」


「このデカさはハイゴブリンですよ!?」


 ほんとに~~??じゃあ鑑定しちゃうぞ……


 スキル発動「鑑定」



 ゴブリン D級モンスター


 知能が低く、倒しやすい。

 キングゴブリンからリトルゴブリンまでの系統がある。


 魔王の配下

 ※魔物使役で眷属化が可能です。


 やっぱりただのゴブリンじゃないか!!(プンプン![かわい子ぶってすいません])


 っていうか魔物使役か…即興でつくちゃお★(失礼いたしました。)


〈スキル「想像=創造」

 スキル「魔物使役」を創造しました。〉


 では早速……

「スキル発動「魔物使役」!」


「うぎゃああああ!!?」


〈魔物の使役に成功しました。〉


 ハイ成功!

「おい、こいつ使役したぞ!」


「はあああああああ!!!!???それ違……」


 リルナの顔が驚愕の表情に…!?っていつものことか

 おお!巨体になった!


「俺の言っていることがわかるか?」


 そう俺が言うとゴブリンは口をパクパクしていました。


「しゃべれないのかこいつ…」


「当たり前だ!!」


 いやまて…俺は全言語理解・翻訳があるから大丈夫だが…リルナがなぁ~~


[しゃべれぬならしゃべらせてみようゴブリンさん](名言が生まれた!!)


 スキル想像(もうこれで略すわ)


 スキル「魔物会話」を創造しました。


「スキル使用「魔物会話」」


「お、しゃべれるようになったっす!」


 またリルナが…(おなじなので省略)


「ゴ、ゴ、ゴブリンがしゃべっ!!?」


「はい!ありがとうございます!春翔様!」


 !?ゴブリンって結構ダンディだったわ…声が


「俺の名前なんで!?」


「分かるんです。自分の主人なので。」


「へ~~そうなんだ。」


「なんでそんなに冷静なの!?」


 いや~~なんでだろうね?全く動じなくなったわ(ちょっと噓かも)


「俺…あなたの眷属でよかったです!」


「?なんで?」


「エ・・だっておいらの種族「キングゴブリン」になりましたよ」


「「!!!???」」


 あらまたびっくり!どういうことなのか…

 いきなりゴブリンから最強のキングゴブリンになったとは


「俺が眷属にするとそうなるのか!?」


「はい……たぶん春翔様の魔力量…のおかげっすね、

 たぶん主人としては魔王様より強いですし…

 …春翔様の魔王様の魔力量超えてますよ」


「「なんだって!?」」


 つまり魔王級の化け物になったってことか!?

 やばすぎ!!??ワロタ(失礼しました。)


 第八章終わり

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