第7話 レジェンド……もってるんだ

「あの……その……これは……」


 なにか疑っているな…まあそりゃそうか…手からパンなんて普通びっくりもんですよ…


「まだ話していないスキルとかあるんじゃないですか??」


 うう…どうしよう……あ!今更だけどこいつのこと鑑定したい(我儘だなぁ)


 思考を加速できるものがあれば……


 スキル「想像=創造」

〈スキル「思考加速」を創造します〉


 そのままやん!?そんなもんか!?


 とにかく使おう……


 スキル使用「思考加速」

〈一定時間思考が100倍で回るようになります〉


 よし!よ~~~し!よしよし!よしよしヾ(・ω・`)(そっちじゃねぇ!)


 鑑定!


 リルナ・ヘント LV1


 HP 20/30 MP 10/10

 ATK 20 DEF 30 INT 3 AGI 120 MEN 100


 スキル

「隠密」 「追跡」


 称号

「妹の尻を追いかけるもの……」「ストーカー」


 ちょっと待って!!ツッコミどころ満載なステータスすぎる!!


 まずこいつらレベルの概念が分かってないな…


 あと知能低すぎ…どれだけ低能なんだこいつらは!(失礼しました。)

 速さは結構早いな…


 メンタル100ってどんだけ強いんだ!?鋼か!?


 あと称号……おい変質者が出たぞ!!!!!!!!!


「妹の尻を追いかけるもの……」



 ……妹の尻を追いかけている時だけ速さ5倍



 いらね!!!?いらね~~~~~過去一いらないわ!?


 だから…なんだよその称号ネーミングセンス……つけたやつロクな奴じゃねぇな…


 あ!それもそうか…名付けてるのが神だもんね…


 ん?なんだ?目の前にパネルが…なになに……


【お前のネーミングのほうが幼稚で子供だわ!!by 女神】


 そうですかそうですか…でもお前のネーミングセンスも壊滅的だろ……


 よし……言い訳考えなくていいや…


 なんかめんどくさくなって来たから…


 スキル解除!


「どうしたんですか?ぼーっとして?」


「お前のステータス見てたんだよ」


「!?ステータスって鑑定が使えるのか!?」


「そうだよ~~」


 なんか驚きを通り越して呆れかえってない?


「やっぱ隠してることあるじゃん…」


「そりゃやすやす自分の手の内明かせるかっての!」


 やめてそんな目で私を見ないで……


 興奮するでしょう!(大変失礼いたしました。)


「俺さ……レジェンド持って……」


「な、なんだって!?い、今な、なんて……」


 だからレジェ……


「やばああああああああああ!!!!!!!!!!!????」


 そりゃそうなるわ……


 世界的有名なウィル・ス〇スが目の前に立ってるようなもんだ


「まあ後で話すから…スキル発動「想像=創造」」


 簡単お泊りセット(防衛機能付き)…なんだこの名前…


 俺もネーミングセンス零だ…(いや女神よりは…大丈夫だよね…たぶん…[不安])


 よし……出せた!!まんまそのとおりに出てきたな…


 テントだ…テント……なんでてんとう虫柄⁉……かけたのか……単純だな!?


「これなんでこの柄なの??(私が一番苦手な虫なのに……名前は忘れた)」


「なんでだろうね……(我ながらしょうもないな)」


「で……これどう使うの?」


「今日はここで一泊します!」


「は??これじゃ魔物に一発でばれるぞ……」


「魔物って??」


「ええっと魔物っていうのは……」


 はい説明が長いので全カット!省略すると……


 自然に生息する魔王を始祖に持つ生物らしい……魔王何て異世界teibannda~~!!


 そして人と同じくらいの生命力…おっとここで乱入者だ~~~!


「バキ!」


「!?」

「!?」


「魔物っすか?」


「魔物っすよご主人…」


 なんで面倒ごとばっかなんだよ!!?


 では次生きていたらお会いしましょう!


 バイバ~…っちょっと!途中で終わらせないで……


【チャンチャン!】

【おしまい(第七章が)(倒置法)】

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