第4話 スキルの価値……理解してなかった…
「は?」
そいつは俺の声にビビッて動揺していた。
【よし!今のうちに…】
スキル「想像=創造」
〈「魔法拘束」を創造しました。〉
「スキル発動「魔法拘束」!」
「なに?スキルだと!?」
その瞬間、俺の手から縄のようなものが出てきてそいつを捕らえた。
「くそ…なぜハイパーの魔法「魔法拘束」を使える!?」
「ん?どうした?」
過去一そいつは動揺していた。
「そのスキルはこの国の「国宝スキル」に指定されているスキルだぞ!!
それが何でこんな一般人が…」
え?俺たった今余裕で作っちゃったけど…
てか「国宝スキル」だったんだ…あれ!
ハイパーってだけで「国宝級」なんだから…
エクストラ以上って……
ま、とりあえず…話ができるところに移動したいな…
あ!次元魔法って亜空間に行けたりします?
〈YES。「次元操作」を使用すれば亜空間に行くことが可能です〉
「それってこの人も?」
〈大丈夫です。〉
「じゃあ大丈夫か!スキル使用「次元操作」」
「なんだって!?」
〈亜空間に移動します〉
お~~ここが亜空間か…
「お、お、お前、、な、何者だ?」
「ん?俺はお前が言うただの「一般人」だが」
「とぼけるな!こんなことがあってたまるか!!
ただの一般人はハイパースキルを2つも持っていない!」
「へぇー…そんなにこのスキルに価値があったんだ…」
ほげぇ~そんなに価値があったんかい!!
価値教えてほしかったな~
〈価値が書いてあるところ…ありましたよ〉
え!?まじ!?
〈ハイ…ステータスの右上を押してみてください〉
その通りに押してみた。
[スキルレア度一覧]
コモン…普通の人持ってるか持ってないか
スーパー…1000人に一人
ハイパー…国に一人いるか
エクストラ…一大陸に一人
レア…世界で一人くらい
ちょっと待って……その先見たくない……
レジェンド……5000万年に一人
ってことはTYOTTOMATEMATE
スーパーレジェンド……一つの世界の歴史にいるかいないかレベル
神を圧倒しうる力を持っている。
噓だろ!!!!!
ってことは……これ持ってるのやばいんじゃ……
「お前は一体??」
「俺は天月春翔、この際だから言うが「異世界人」だ」
「は!?お前異世界人ってどういう……」
「スキル発動「催眠魔法」……ちょっと眠ってもらおう。」
整理がしたい……
さてこいつどうしようかな?
圧倒的な差を見せて絶望させてやろうか!けけけけ……
っと冗談はさておき……
あ~~どうしよう……
俺が「ハイパー」のスキル二つ持ってると知れたらやばいな……
口封じに使える魔法とか想像できないかな……
あ、隷属できれば……
スキル「想像=創造」
〈スキル「隷属魔法」を創造しました。〉
これで……口止めできれば……
「う、うぅ~~ん……」
「起きるぞ……」
「あれ?ここ?……!?」
もう使っちゃっていいよね。
「スキル発動「隷属魔法」」
「やめろ……」
〈「隷属魔法」成功しました。〉
「大成功~!」
「く、、……」
「殺せって言うんでしょ。」
「なんでわかった!?」
「そりゃもう「くッ殺」は……異世界の定番ですから。」
「意味が分からん……」
「早速俺の質問に答えてもらう。」
ん?なんだか口が動いて……
「くそ…こうなったら……」
「ちなみに自害は禁止な」
「なんだと!?……」
「じゃあ聞くが、お前はなぜ俺を殺そうとした?」
「それは……お前が妹を毒牙にかけようとしていると思ったから」
な、なんですと~!
「シスコンじゃないか!!!!」
「シスコン?」
「そんな理由で?」
「ああ……」
「り・り・り・ふ・じ・ん!!」
「??」
「ああ……それとこれから俺についてきてもらう」
「な!?」
「当然だろ……俺を殺そうとした報いだ。奴隷としてついてきてもらう。」
「そしたらマリアと……」
「どんだけ好きなんだよ!?」
「まぁ仕方ない」
「あと俺に逆らわないほうが良いぞ……」
「?」
「なんか逆らったら死ぬっぽいから」
「なんだと~!?」
棒読み感スゴイな……
「だからついてきてもらう。いいな。」
「はい……」
なんか急にしおらしくなった……
ほんとに暗殺者か?
なんかつかれたよ~
第四章終わり
スキル説明
「魔法拘束」
魔法の網を相手に投げつける
「隷属魔法」
相手のメンタルが自分の魔力濃度より低いとき
奴隷にできる
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