第2話 ケモ耳の女性



「異世界人??人間ってどういうことですか?」


 まずい、完全に疑われている…そうだこんな時こそ想像しよう


「想像=創造」を発動

 スキル話術を想像します


 よしよしいい感じあとはスキルに任せよう!


「すみません。私はハルト・アマツキと言います。漂流してきてしまって

 右も左もわからずこの地に来てしまったもので…この地について教えてもらえませんか?」


「話術」すげー!なんかクールになっている!これほんとに俺?


「いいですけど、何も知らないんですか?」


「はい、小さな島で生きてきたため

 井の中の蛙の状態でして…」


「わかりました。ここは獣人の国[ロクロユミア]

 と言います。ここはその大陸南部の海沿いです。

 そしてここら辺の地域は……」


「あの~~?」


「はい、何か質問でも?」


「立ちっぱなしも何なのでどこか休めるところで話しませんか?」


「それもそうですね。私のむらに案内します。」


 いやぁったぁ~

 とりあえず第一村人?村獣人?かな…とコンタクトをとることに成功できたぜ!!

 でも何が起こるかわからないから銃はもっておこ……あ!弾がねぇ!

 やっべ早く創んないと…… 


 スキル「想像=創造」を発動

 銃の弾丸作成します。15発創造終了

 6発銃に装填完了、無くなった瞬間アイテムボックスから自動で装填してくれます


 お~~!!めっちゃ優秀気が利くな!

 よし、じゃあいくか!!

 ケモ耳女の村へレッツ!GO!


 ~~~~~~

 マリア視点

「なんだこの人族??このあたりに島なんて無いのに……

 でもほんとに何にも知らなそうだな。う~~ん信用できないな~」


 ただあいつのMPの量は異常だ。たれ流れてくる魔力の量が

 多すぎる…そして濃い!!魔力が魔王並みとは末恐ろしいな…

 ~~~~~~~~

 称号って作れるのかな?

 例えば…「信用できる人」とか


 スキル「想像=創造」を発動

「信用できるひと」【コモン】他人からの信用を得やすくなる


 うん、だからスキル説明の意味!!もうなくていいやろ……

 というかできたわ、やっぱりレジェンドは違うな


「着きましたよ、ここが私たちの村「エボル村」です。」


 おおおお!!すっげぇ!やっぱ異世界は空気が違うな!

 地球と違って環境汚染が進んでいない国なのかもな!


「あの…どうかされました?」


「あ、いやいや、何でもないです」 


 一応パッシブスキルとして「信用できる人」を使っているが何があるかわからないうちは

 失言に気を付けないと……


「おーいハルトさん。ここが私の家です。」


 結構年季が入ってる……中世ヨーロッパって感じのレンガ造りの家か…

 たぶんそれほど文明が発達していないんだな。


「ここにかけてください。」


「ああ、ありがとうございます」


 木製の椅子に腰かけた。


「早速ですがあなたのMPをお伺いしてもよろしいでしょうか?」


 まて、なんか嫌な予感する…ちょっと低めの130とか言っとくか… 


「MPは130です」


「ほ、ほんとですか!?」


 え、これでも全体の1/5とかなんだけど


「その魔力量、魔王直属の四天王レベルよ…」


 なんだって!?

 これで四天王とかいう強そうなやつに匹敵するのか…

 MPどうなってんだ!?あ、、、そういえば「魔法つかえないの~~www」って称号

 あったな、、、あれめちゃくちゃ有能だな

 というかなんでMPのこと聞いたんだ?もしかしてオーラ的なものが

 外に出てたのかも…さあいまこそ俺の中二病を拗らせろ!!(恥ずい)

「隠蔽」なんてどうかな?


 スキル「想像=創造」を発動

 スキル「隠蔽LV1」を獲得しました。


 おれはその瞬間頭の中に入ってきた情報により意識を手放しってしまった。

 ~~~~~~~~~~~~

 神々の蒼穹~~

「あ~「隠蔽」取得しちゃったか~」


 女神は「ざまぁ」って感じで春翔を見ています


「世界の魂胆にかかわるスキルを取得すると世界の記憶が入ってくるのよ」


 だが、少し怪訝そうに見ていました。


「こんなに早く世界の記憶を見ることはできないはずなのに」


 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 ~~世界の記憶~~

「ハルト~どこにいるの?」


「ここだよ、……、お前見つけるの下手すぎだろ!」


 二人は笑っていましたが、ある人が突然現れると笑顔が急に失せました。


「おい、お前ら!鍛錬はどうした!!」


「ごめんなさい」と泣きそうな声で小さいほうの子が言います。


「なんで強くならないといけないんですか?父さん。」


「それはな、ハルト。お前らには…」


「い……なんで……せめて……だけでも……」


 ~~~~世界の記憶を終了します

「は!」


「大丈夫ですか?いきなり気を失ってしまって」


「すみません、ちょっと疲れしまって」


「二階で休められたらどうでしょうか?ベッドもありますし」


「ではお言葉に甘えて、すみません。いきなり来てしまったのに。」


「いえいえ、大丈夫ですから、どうぞゆっくりお休みになってください。」 


 あぶねー!?挙動不審じゃないか!!大丈夫?かな?

 まあ今日は休むか…

 それにしても世界の記憶って言ったっけ

 俺の名前を言っていなかったか?


 第二章おわり

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