第2杯目 開店

「いらっしゃいませ~」


「らっしゃい」


サラリーマンが、店内に入ると、


そこに居たのは、


着ぬぐるみを着た、店員では無く、自らの意思で動いている、


本物のぬいぐるみが居た。


「えっと?ここは、ちゃんと営業している、ラーメン店で間違いないですか?」


「はい、そうですよ、1名様ですか?」


サラリーマンは、ぬいぐるみの店員に案内され、席に着いた。


「こちら、お冷やです、お客さん、当店は、初めてですよね?」


「あぁ、どうもありがとう、このお店、見た所、本物のぬいぐるみが生きているように見えるのだが」


サラリーマンが、入店して、真っ先に思い浮かんだ疑問を対応してきた、


ぬいぐるみに疑問を聞いた。


「あはは、やっぱり、このお店の形態が気になりますよね?」


店員のぬいぐるみが、サラリーマンに質問をした。


「あぁ、説明を頼むよ」


サラリーマンは、店員のぬいぐるみに説明を聞いて、驚き隠さない。


「すると、君たちは、とある錬金術師が生み出した、生命体なんだね?」


サラリーマンが、そう答えると、店員のぬいぐるみは、

満面に笑みで、元気よく、はい、そうですと答えた。

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