すこし前のこと
ネオンに紛れたがる
あの日の君の横顔と
紛れる元気さえなくなった
あの人の姿と
夏の夜に
蛍を見て思い出す
お尻の光を吹き消して
闇に紛れてしまったら
もう傍には誰もいない
老いてひとりが怖くなっても
誰もあなたを見つけられない
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