神!
本日のお話も、社会人の
良い子は真似をしちゃダメな
できれば今夜は、いつも以上に暖かい目でご覧くださいませ。これがお酒失敗談、最後のお話になります。(たぶん)
絶対、怒られる
では、時を戻し居酒屋さんでの出来事からスタートです。
「やだぁ~、日本酒って美味しぃ~」
「ちょっと、
「美味しいんだもの。超冷たくて甘い水みたいだよ~」
「おかわりくださーい!」
「ちょっと、
「もう彼女に高い酒を飲ませないでください。味がわかってないから」
「えー私~。わかってますぅ。美味しいもの」
「すみません…」
お店の人が、
さて、この日も終電を逃しております。
みんなそれぞれ会社に戻る組み、次の店にいく組、タクシーで帰る組みとわかれます。
「じゃーね~」
タクシーが停まってくれたので、乗り込む
「どこまで?」
「えっと、元住吉の駅近くまでお願いします。あ、でも…1万円しかお財布にはいってないので、行けるところまでお願いします。」
「えっ? その後どうするつもり?」
「歩いて帰ります!」
ドライバーさんは初老のオジサン。(たぶん)
「ドア閉めるよ。お嬢さんお酒強いんだね」
「えっ? そうですか?」
「それだけアルコールの匂いをさせて、しっかり話せてるからね。強いと思うよ」
「あの~、もし途中で気持ち悪くなったら、停めてもらっていいですか?」
「気持ち悪いの?」
「いえ、ぜんぜん」
ドライバーさん笑ってます。ここ、笑うところじゃないですよ?
「女の人を乗せるとね~、寝られるのが一番困るんだよ。だから助かる!」
「えっ? どうしてですか?」
「だって、起こしたくても触れないからね。訴えられちゃうよ」
「あ~そうですね。大変ですね」
ドライバーさんは、必要以上に話しかけてくるのです。寝られるのは本当に困るみたいですね。
すると、ドライバーさんが! メーターに手をかけます。9000円ちょっと前くらいのところで。
「えっ?」
「いいよ、家まで送るから。お金のことは心配しないでいいよ」
「えっ?それじゃ…申し訳ないです」
ドライバーさん、カーナビをいじりながら優しく
「夜、歩いて帰るなんて無謀だよ。私にもね、大学生の女の子がいてね。地方の大学で独り暮らししてるんだけど、こんな風に困ってたら気になるしね」
「ご、ごめんなさい」
「いやいや、謝らなくていいんだよ。そうしたくて、そうしているんだから」
なんて良い人! 神だ! ってこの時の
「あ、そこで大丈夫です。 ありがとうございます。あのアパートなので」
「いいよ、目の前まで行くから」
どうしよう…。お茶とかご馳走するものなのかな? でも部屋に知らない人をあげるなんて、ちょっとどうなの? 後日残高渡します! って言って連絡先聞くべき? そもそも個人タクシーじゃ…ないよね。これ。
いろいろ
タクシーが見えなくなるまで見送った記憶があります。優しいオジサンでした。
ドライバーのおじさま。本当にその説はありがとうございました! 歩いて帰っていたら、絶対露頭に迷ってたと…思うのです。
ありがとうなのです(*ノωノ)。
END
*お酒は飲んでも飲まれるなってことです('ω')。良い子は真似をしないように。終電逃すまで飲むのはダメなのです。ビジネスホテルに泊まってしまった方が安上がりな場合もありますが、人にご迷惑はかけないことが一番です!
*今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました!(ぺこり)
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