おや?
みなさま、計画停電を覚えていますか? その時何をされていましたか?
今日はそのころの
夢のお話でも「食神」でも何でもないお話。やっぱり
あの頃、計画停電のお知らせがありました。確か…夜の設定だったと思います。
電車を降りると、節電されていましたが電気がついています。予定ではあとちょっとで
「あぁ~時間配分間違えちゃったぁ~」
そうです。
仕方がないので、時間を潰すにも30~40分駅で過ごすのはどうしたものかと。
「今ならまだエレベーターが動いてるかも!?」
すると、家の1つ手前の信号で、パツンっと電気が消えました。信号機も全部。近くのコンビニも真っ暗です。
警察の人が、信号代わりに誘導をしています。車も停まり世界が全部止まったような不思議な感覚に襲われます。
なんと、自動ドアは動かず、手であけなければなりません。もちろん、エレベーターも動いていません。
仕方がないから階段を使います。
ぐるぐるぐるぐる回りながら、非常階段を昇っていきます。なんと
ゼーハァー言いながら、さぁ9階についたぞ! 偉いぞ
さて、自分の部屋の前に来ると、なんだか雰囲気が違うのです。見た目は一緒なのに、何かが違う。
「あれ?」
お隣を覗くと、みたこともない自転車とか置かれています。あれれ? 人ん
「ここは9階? ありゃ? のぼりすぎたかな?」
「しまった、のぼりすぎたのではなく…まだ足りなかったんだ」
やっと気づいた
それでも
「よし、ここが9階のはず」
もう、汗だくです。足はぱんぱん。日ごろの運動不足で大変な状態に。
「あれ? ここも違う」
さて、困りました。上に行くべきか、下がるか…。
遠くを見ると、
すごく不思議な光景でした。ポツンと取り残された気分がするのです。しかもマンションには人の気配すら感じません。すれ違う人もいないのです。
そこでやっと気づきました。9階の角部屋のお家は、表札がかかっていたことを。あぁ~なんでもっと早くきづかなかったの!?
そして下がって下がって、やっと9階に到着!
「はぁ、はぁ…」
激しく息もあがり、くたくたです。足を上げることも、もはや無理。
「あ、あった。ここ9階だ」
やっと自分の部屋の前に到着です。疲れ切った体で鍵を取り出しカギ穴へ。
バチンっ。
「えっ?」
そうです。そうなんです。マジで鍵穴にカギをさした途端、電気が点いたのです。
「う、ウソでしょ?」
「ま、待っていればよかった…」
END
*ご利用は計画的に! という教訓でございます。時々こんな感じにめちゃくちゃな選択をしちゃうんです。私だけは大丈夫! なんていう根拠のない自信。これどうにかならないものですかね(涙)
*今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました!(ぺこり)
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