真っ白な雪と足跡と
夢物語ってタイトルにあるにも関わらず、最近の夢はしっかり覚えていられなくて、マンネリのトイレを探す夢ばかり(笑)。
これは年を重ねたから? (違うよ!?って言われたい(汗))
今回も夢のお話じゃなくて、食神の話でもなくて、 小学校低学年のころの
ガキんちょの
ガキんちょ
学校から一番近いお友達の家は、学校の門のすぐそばにあったので、お迎えに行くというより、学校までの最後の休憩所みたいな場所でした。ユキちゃんが準備を終えて出てくるまでの間、そこにいるワンちゃんと遊び倒すのがガキんちょ
可愛かったな~。ある時は押し倒され顔じゅうベロベロ舐めまくられ、大人に救出される。ということもあった日々。
ガキんちょ
さて、ここからが本題(笑)。ある雪の降った日のこと。
深々と雪が降り積もり、目覚めたら外は一面の銀世界!いつもは暗い地面がキラキラしてるんです。朝からテンション爆上がりです!
「行ってきまーす」
「気を付けるのよ」
いつもより少し早めにお家を出発したガキんちょ
「わーい。雪だよー。フカフカ~」
「ねぇ~。フカフカだよねー。えいっ」
バフン。雪が顔面に当たります。学校に行くのを忘れて雪合戦がはじまりましたよ。
「ほら~、みんな学校に行かないと。気を付けていってらっしゃい」
「「はーい」」
誰も歩いていない、真っ白な地面をめがけて自分の足跡を付けます。これが楽しいのです。未だに雪が降ると…、大人げない
「ほらぁ~見てみて!」
ガキんちょ の
ドカっ。
「「!!!!!!」」
そうです。ガキんちょ
「いたたたっ」
「
「う、うん。えへへへ。コケちゃった(笑)」
そこでハタっと気づきます。背中から落ちたら背中が雪に当たったのです。あれ~? ランドセルがあれば、背中は守られたはずなのに。おかしいな?
「あれ? あたし~ランドセルどうしたっけ?」
「えっ?」
そうなんです。ガキんちょ
遊びすぎて遅刻ギリギリの時間。
「取りに帰る?」
「うーん…(汗)」
校門で先生がちょっと困った顔をしています。
お出かけ前は、持ち物指さし確認を忘れないようにね。っていうお話でした(笑)。
END
*転ばなかったら…きっとハイテンションのまま教室に行って、先生に呆れられていたことでしょう。今もキャッシュレスに慣れてしまって、お買い物に出かけたのにスマホしか持ってなかった…なんてことも。指さし確認いたしましょう…ね。
*今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました!(ぺこり)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます