徒然なる夢物語に意味はあるのか…な？

不審物発見！なんじゃこりゃぁ～

　これは夢じゃなくて、お酒のお話。しかも第二弾（汗）

　良い子は真似をしちゃダメなお話（やつ）です。どうゆうこと？と言うと、お酒に飲まれて失敗しちゃったアホな大人のお話なのです。

　みなさまがとてもお優しいので、徒然なるままに綴っちゃおう！と調子こいてます（汗汗汗）

　クスクスって笑ってもらえたら、嬉しいのです。いや…今回は怒られちゃうかも！？良い子は絶対に真似してはいけませんよ。（大事なのでもう一度いいました！）

　とっても忙しくてハードなプロジェクトが無事終わった浬（かいり）さん。そんな頃のお話です。でも、どの位が自分に合ったお酒の量なのか全くわからなかった頃。

　久しぶりに学生時代の友人たちとお酒を飲んでカラオケして、べろべろになっています。

　で…、その後どうやってお家に着いたのかもわからず、朝を迎えたのです。

　人間も帰巣本能が備わっているようなので、無事お部屋のベッドまでたどり着いたようですよ。

　朝…。

「うっ…、頭痛い、気持ち悪い…。」

　浬（かいり）さん相当飲んだようで、寝起きの体調がすこぶる悪いのです。もう二度とお酒なんて飲まない！と誓います(笑)

　ふとベッドを見ると。

　スーツ姿のまま顔も洗わず眠りについた状態の浬（かいり）さんがいます。それだけなら序の口です！

　なんと両膝から血が流れ出ていて、傷口のまわりは大きな穴があいていて伝線がすごいことになっています。白いシャツにも血がついているではありませんか！？

　服もなんとなく泥がついております。

「えっ？何？」

　体を動かすと激痛が。しかも左の腕、左の頬にも…。傷だらけ。

「ちょっと待って！？何？」

　まさか、なにか事件に巻き込まれたとか！？　浬（かいり）さんの酔いは一気に覚めます。

　お財布を見ても、何か奪われたものはなさそうです。むしろお金を払ったかも記憶にありません。

　玄関に行ってみると、ちゃんと鍵がかかっています。

「うん？ナニコレ？」

　玄関入ったすぐそこに、不審物のコンビニの袋がおいてありました。中を確認すると…、どろどろに溶けたアイスクリームが無残な姿ででろぉ～んとなっているじゃありませんか！？

　どうやら浬（かいり）さん、帰りにコンビニで大好きなアイスクリームをお買い上げしていたようです。（汗）

　液体となったアイスクリームは殺人的です。

「あ～、なんじゃこりゃ？　アイスですね？」

　と自分の体のことよりもアイスクリームが残念でしかたのない浬（かいり）さん。とりあえず痛む体に鞭打って、シャワーを浴びながら考えます。みんなと飲んでいたところから、思い出再生のスイッチを入れてみます。

　が…、うまいこと思い出せません。

「だめだ…。聞くしかない」

　そう思った浬（かいり）さん、昨夜一緒にいた友人にメールをしました。

『昨日はありがとう！楽しかったね～。また行こう！　でさ～お金って誰が払ってくれたのかな？』

　肝心なことは聞けてませんよ？

　しばらくして佳子ちゃんから電話がかかってきました。やさしいよね。

『大丈夫？だいぶ酔っぱらってたけど？』

「うん、頭痛いしもうお酒は飲まないって誓った～。で、誰が支払ってくれたのかな？私覚えてなくて…」

『あ～美奈がまとめてくれてたし、大丈夫(笑)、浬（かいり）もちゃんと払ってたよ』

　よかったぁ～。ちょっとホッとします。

　一つクリア！そこで迷惑はかけていなかったようです。

「そうか～よかった。」

　ここからが本題です。

「あのさ～、昨日私…何かあったかな？」

『えっ？覚えてないの？』

「う、うん。朝起きたら、血だらけでさ、体中痛いし…何か喧嘩とかしたとか？」

　恐る恐る確認中…。

『あはははは。喧嘩してたね～ポールと(笑)』

「ポール？」

『うん。ポールとポールの間の鎖あるじゃん？なんか浬（かいり）ってば、今なら飛び越えられる気がするって言って、勢いつけてハードル走みたいにジャンプしたんだよね。そしたらさ～ぷぷぷぷ。鎖に脚ひっかけて、顔面からずっこけてたんだけど。傷大丈夫だった？』

　なにぃ～～～～～～～！？

　浬（かいり）さん、全然覚えていませんよ？

『痛ーいって大声だしてたけど、ケラケラ笑ってたからね。夜だったし、靴下伝線しまくってたけど、もう帰るって言ってタクシー捕まえてさっさと帰っちゃってさ。みんな、ちょっと心配してたんだよ？』

　なるほど、これは名誉の負傷でも喧嘩をしたわけでも、襲われたわけでもなく…。自滅したのね。と浬（かいり）さん納得したのでした。

END

＊お酒は飲んでも飲まれるなってことです('ω')。良い子は真似をしないように。この日を境に浬（かいり）さん、お酒とのお付き合いを少し見直したのでありました。大人の階段をまた一つ上ったってことですね。（そんな素敵なものじゃありませんっ）

＊今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました！（ぺこり）