そこ座れ!逃げるのか!?
これは夢じゃなくて、お酒のお話。
良い子は真似をしちゃダメな
でもね。クスクスって笑ってもらえたら、嬉しいのです。
大人になって、お酒も飲めるお年頃になった
だからきっと、
人生の中でお酒を飲みすぎて、記憶をなくす。なってことを経験された方もいることでしょう。(そうはいないのかしら。)
この頃の
* * *
ここは部の飲み会。全員参加必須(みんな忖度してそうなってたんじゃないかな~?)の飲み会の宴会場です。
「お前はさ、考え方が青いんだよ。理想だけじゃどうにもならないこともあるんだ。ま~あと4年くらいたてば、お前もわかるだろう。」
「えーそんなものですか?でもおかしいって思うんです。」
飲み会の席で、先輩にお酒を注ぎながら理想を語る
「ま~飲め。」
「私はウーロン茶でいいので。」
「なにー!? 俺の注ぐ酒が飲めないっていうのか~(笑)」
お断りできない雰囲気。そんなことで忖度しながら注がれた酒をがばがば飲んで、
「……。」
「はっ。あれ?」
この瞬間、
心臓がドキドキしています。これはお酒のせいかもしれません。
気付くと先輩は隣におらず、
「あ、あの…すみません。私何かしましたでしょうか?」
基本ビビリなので、
「いや、何も?」
お優しいお顔で、そう言いました。
* * *
翌日、その場にいた同期くんに、おそるおそる昨夜のことを聞いてみます。
「昨日、私何か…やらかしたかな?」
「いや。大したことはしてないよ。」
えっ?大したことはしてない…、と言うことは?何かしたってことだよね?
「なんかね、先輩が席を立とうとした時だったと思うんだけど。」
「う、うん。」
「『ちょっと待て!どこ行くんだ?そこ座れ!逃げるのか!?』って言ってた(笑)」
先輩にそんな事を!?
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーっ?」
がーーーーん。なんていう暴言を。側には部長も座ってた。そこ座れ!はないわな…。
「それだけだよ。後は寝てた(笑)」
「…。」
それだけって…。
END
*お酒は飲んでも飲まれるなってことです('ω')。良い子は真似をしないように。先輩もあははは。って笑ってくれていたので結果オーライです。たぶん。きっと…。
*今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました!(ぺこり)
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