大人になったら何になりたい?
子どもの頃、大きくなったら何になりたい?という質問を、大人からたくさんもらった記憶があります。
仮面ライダー、学校の先生、お医者さん…。どれも子どもならではの、実現するのは難しい夢ばかり見ておりました(笑)
少し成長した
それは、人間国宝になること!と絵画の修復師になることです。
陶芸家の人間国宝になりたかった時期があるのです。山に籠って、仙人の様な暮らしをしながら、気に入らない作品を叩き壊しちゃうような頑固な人間国宝に。でも山は虫がいっぱいいるので断念。ま、その程度の夢だったってことでしょう。残念な
そしてもう一つ、それはバチカンに保管されているルネサンス時代の絵画とか壁画とかを修復する仕事。時代の波に押しつぶされ、当時の作家が描いた真の絵画を取り戻す仕事がしたい。って本気で
理系なのにね。アートにも興味深々だったわけです。
なんでこんなお話から入ったのか!?というと~、長時間のお仕事で心をすり減らした現在の
でもこの日、
* * *
「
「うん?何が~?」
「表の絵とまったく違うものが現れてきてるんです。」
どれどれ?と
「本当だね。これって…、もしかして…まさかね。」
確か…魔女っぽい、いわゆる鷲っ鼻に黒のフードを被った皺しわのお婆ちゃんの顔が半分見えてきていたのです。
「
「うん。そうかも。」
もう一人の部下くんも気づいたようです。
「これは後回しにしよう。ちょっと私も調べるから。」
そうこうしているうちに、今度は部下くんが変なことを言ってきます。
「
「そんなバカな。」
「…。」
広げたはずの絵画が、まるでトイレットペーパーのように、くるくるくる~って転がって床におちたのです。
「やばっ。」
でもね…相当慌てていたのか、巻き終わりの方から一生懸命巻いているのです。巻き終わりから巻いているものだから、大元の芯がある方はくるくる回転しているんです。
そして、だいぶ巻き込んだその時、
「これって、逆から巻いた方が早かったんじゃないかな…。でもここまできたら最後までやり抜くしかない…よね!」
かなり前向きな
* * *
こんなところで、目が覚めました。夢でよかった…。
本当にオチも何もない夢のお話ですが、トイレットペーパーを巻き直すのってとっても大変。きっといろんな事が、めんどくさいなーって思た想いが見せた夢なのかもしれませんね。
END
*今回もオチのない夢物語でございました(/ω\)。でもね、コツコツ進めて行けばいつかどんなに嫌なことでも、どんなに無駄だな~って思ったことでも終わりがくる!そう思おうと思わされた夢なのでした。
*今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました!(ぺこり)
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