旅に行ってきます!

朝起きた、寝坊しt…

「寝坊してないだと!?!?」

私は目覚まし時計を確認した

時刻は6:00

いつもは8:00に起きる私が…6:00…だと!?

「…よし…」

私は服を着替え、昨日用意した旅セットを背負い、ドアノブに手をかけた

急いで部屋からは出ずに、部屋に向かって元気よくこう言った

「旅に行ってきますっ!」

そして、私は部屋から出た

__

「行ってきます!お母さん!」

私は朝ごはんを爆速(2秒)で食べ終え、お母さんにそう言った

「……気をつけてね、渚」

「私がそんなヘマするとでも〜?w」

「あなたは思ったら即行動タイプなんだから、怪我だけには気をつけなさいねって意味よ」

「あ、そーゆーこと……」

お母さんはこう言っているけど、私は嬉しかった

「じゃ、行ってきます!」

そして私は家を出た

__

いつも見ている景色がなんだか違うように見えた

「不思議…学校に行く時と同じ道なのに…」

私がそう呟くと、どこからか声がした

「居た!渚!」「な、渚ちゃんっ!」「おい、渚!」「なーぎさ!」

「へっ…?」

声のした方を見ると、そこに居たのは私の親友たちだった

左から溝口 海斗、羽柴 真琴、紅月 祐、田口 澪だ

「よかった…まだ家の近くに居て…」

「は…はぅ…よかったですぅ…」

「全く、俺たちに相談しないなんてな!」

「そーだよ!昨日、うちのお母さんに聞いて急いだんだから!」

それぞれそう口にした

「な、なんで…?」

私は困惑を隠せなかった

「……」

4人はお互いの顔を見合わせ、こう言った

「「そりゃあ、親友だから!」」

私は4人がそう言った瞬間、嬉しくて抱きついてしまった

「っ…ありがとう!4人共!」

「わわっ…」

「ひゃっ!」

「うわっ、や、やめろって!」

「あはは、今日は素直やな〜」

そして、私たちは学校へ向かうように他愛もない話をしながら歩いた

いつも通りのことも、何かが違うとこんなにも景色が変わったように見えるのか…

私はそんな気持ちを持って、1歩1歩踏み締めながら歩いた

to be continued.

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