第7夜 速読と投資としての読書
第5夜「名著を読むのはめんどくさい」を書いていて、ふと思ったことがあるので、書いていきます。
実を言うと私、速読できます。
そして言わせてください。速読は楽勝であると。
速読術というと、目を早く動かすだとか斜めに読むだとかよくわからないものもありますが、何も考えなくていいです。ただ読んでください。
第5夜や前回テーマにも書きましたが、読書は2種類あります。娯楽のためのものと実用のための物です。
前者は自由に読んでください。わざわざ楽しいことを早く終わらせる必要はありません。
本題は後者、実用としての話。この読書はどの本でも速読できます。(現代の日本語であれば)
どうすればいいかというと、ただ必要な部分だけ読むだけです。
面倒くさそうな章や部分は飛ばし、興味のあるところ、必要な箇所だけ読めば良いのです。
あなたの読書は誰のものでもなく、あなたの物です。感想を書く必要もなく、発表する必要もありません。ですから当然好きに読んで構いません。
本(少なくとも実用書)は最後まで読まなくても良いのです。必要なところだけ読みましょう。
例えばあなたが営業が苦手だとします。
営業といっても様々な要素がありますよね。あなたに足りないのは、勇気なのか、会話術なのか、はたまた礼儀なのか。
もし勇気であれば、勇気が出そうな本を読んで、出たらその時点でその本に要はありません。
礼儀といっても今のあなたに必要なのは”ビジネス”における礼儀だけです。冠婚葬祭や、接待のページを読む必要はありません。
必要な本を必要なだけ読めば本はすぐに読み終わります。
最後まで読まないのはもったいないと思うかもしれません。私も昔はそう思っていました。
しかし、むしろその方が安く済むのです。
もし、会話術や営業術の本を読んで、営業が上手くなったとします。そして営業成績が上がり、昇給、果ては出世までしたらどうでしょう。
元が取れるどころか、数倍、数百倍も夢ではありません。
これは営業だけの話ではありません。
漫画の話で取引先と盛り上がった。
教養の本を読み、上司に一目置かれた。
投資の本を読んだら成功し、生活が楽になった等々。
成功例は無限にあるので割愛しますが、コストたかが数百円から数千円で1冊でも当たれば、何倍にもなって返ってくる世界です。超コスパのいい投資だと思いませんか?
実用における読書に必要なのは読むことよりも実践です。必要なページをさっさと読んで、さっさと行動に移したほうが、時間が空く分、安く済みます。
確かに意味不明な本や、小手先の技術しか書いて無い本もありますが、それは素晴らしい1冊を探すための大切なコストです。すぐに売って別の本を買いましょう。
お金に余裕がなければ古書店で買ったり、図書館で借りればとても安く済みます。
しかし、時間的制約があるので、やはりおすすめは新品ですね。
長くなりましたが、要は本は素晴らしいって話です。私も活字を読むのは苦手ですが、このように得られるものの方が大きいので、頑張って読んでいます。
苦痛に感じない読書好きの方が羨ましいです!
では皆さんの読書ライフがより良いものになりますように。
私も皆さんに読後少しでも得るものがあるように頑張って小説を書いていきます。
真心こめて書いているので、もしよかったら読んでみてください。
頭もとっくに冴えてきたのでこの辺で。
好評だったら他にも何か書きます。
またどこかで会いましょう。
本とネットって合体したら最強なんじゃないか? ~Blue Jacketの読書論~ Blue Jacket @blue_jacket
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