一見すると詩です。
ジャンルはホラー、紹介文によると意味怖。
そしてタグは純文学。興味深かったです。
内容をキャッチするのは、正直なところ私には難しかったです。
隠喩がちりばめられているので、ルイス・キャロルの『スナーク狩り』みたいな感じかなと思いました。(穂村弘さんの訳が出ているので、ご存じない方はこちらも合わせてぜひ!)
ただ、一つ言えるのはカクヨムの可能性を押し広げる作風ということです。個人的には、意味怖などという既成のジャンルに囚われず、この詩とも小説ともつかない作風をガンガン極めてほしいです。
国書刊行会が出版しているような幻想文学系とも相性がいい気がする。あと個人的な趣味なのですが、今橋愛さんの作品にも近いものを感じるので、取り入れたら化けるだろうなあ、などと……色々と妄想してしまいました。
でもレビューなんてなんにも気にしないで自由に書いてほしい気持ちのほうが強いです。応援しております。