第7話 次男の1日の過ごし方

高卒認定合格証が送られてきた。

ようやく大学受験へのスタートラインに立つことができた。

中学校の時の友達はもう高校1年生。次男が高校認定試験を終えた8月は夏休みで中学時代の友達は部活やバイトで楽しく過ごしていたのであろう。そのため息子との連絡はほとんどなくなっていた。

次男はおそらく孤独だったと思う。だけど仲の良い兄弟がいつも次男の傍にいたので本人は「別に寂しくないよ」と言っていた。


朝5時に起床

5時30分から勉強

8時から朝食

9時から図書館で3時間勉強

12時自宅に帰って昼食

14時近くのコミュニティーセンターで20時まで勉強をして帰宅

3年間土日もなく毎日同じ生活をしていた。

遊ぶ友達がいなかったからやるしかなかったのだ。

それに長男も高校3年生で受験生、家の中は受験モードであった。


我が家は長男が小学6年生の時からお正月はありません。もちろんお盆もなし、誕生日にはケーキを食べるだけ、クリスマスは私の手作りピザとコーンスープを食べるだけ。1年を通していつも変わらない生活だった。次男が人生という道を外すことなく頑張れたの変わらない環境と兄弟の存在があったからだろう。


初めての家族旅行は三男が大学に合格(20歳)・次男(22歳)が大学院に合格した年の12月。そして一度も家族で海外旅行には行ったことがないのです。

うふふ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る