二 結団式(中編)
モニターの
けれども、結団式
いや、
[
ブチッ。
放送
<あーあー、あーあー。
マイクテスト、マイクテスト。
こちら、
芽室先生のマイクテストが
続日本国立赤れんが小学校群硝子鉢サテライト校に
だけれども、学校
だから、モニターに白字のテロップが表示された。
[
一分
[
下記の学級は、
低学年:2-7/2-8/2-9
中学年:3-23/3-33/3-37/3-39/3-40/3-42/3-52/3-58/3-59/4-1
高学年:無し]
一、二、三、……十学級
「うわっ、
「
「
でも、そんなヒソヒソ声を
世界
日本は、
A案は、日本がたくさん
A案の
B案は、続世界政府の
B案の短所は、わかりやすく、
日本語の
「青銀竹」が
あくまでも、続世界政府とVIRGOによる、時間稼ぎ。
だから、
続日本では、ハンバーガーショップ、ピザ
西日本に
今日の
サラダ。
ワカメごはん。
デザートは、オレンジジュースたっぷり
同じ
「
でも、戦わないことを
西日本の日本国では、「
東日本の続日本国では、「
どちらも同じ
あちらにとっては、
世界の
……わたしは、
赤き
もちろん、それは「原典」としての
わたしよりも八時間
ちょうど一年前と。十月。
遠足
赤き輪の
第八
「
セイレーン原典が
英雄は戦え!」
「……あのー」
「何だ!」
わたしは
「どちら
……。
「プッ……」
「
「……ヒッ……」
「……クッ……」
いや、もう、皆、
「いや、だってね。
この学校、マンモス校でしょ。
人の顔、
「
お
セイレーン原典様こと、
「いや、一人
「
僕は『同学年生の
「アハハハハハハッ。
駄目。
そこじゃない。
コイツ等、ズレまくってる。
反世界主義者の
教室のスピーカーを
でも、わたしに
「私は、続日本国立赤れんが小学校群硝子鉢サテライト校四年一組担任の、
セイレーン原典、君を保護しに来た。
さあ、こちらへおいで。
君を日本国政府に
世界崩壊前の
「強靭な国家ね~。
ウチにとっては、続世界の皆を
ベチンッ、ベチンッ、ベチンッ。
ネッサが笑うのをやめて、わたしの
子どもに
「続日本国では、おみかんが
だから、キャロットゼリーの
おじさん。
でもね。
アンタ、続世界政府のお
「まどろっこしいんだよ、ネッサ。
俺がおっさんの
「タンサ、ソイツの帆立輪なんか
「
自分たちはウチ等よりまともです?
遠足は
「かわいそうに。
一か月
あーあ。
四年一組の子たち、カウンセリング
だからね、
今すぐ、続日本
そうすれば、
ネッサちゃんは黒ペンを右手でしっかり
「『
「
「
「
おっさん。
ここ。
タンサ君はおじさんにそう言い
「……」
「楓先生ー、
「……」
「ア、アンタ、何してんのよ?」
「……」
「アタシがセイレーン原典の担任だから、近づいて来たのね!そうなのね!
そうよね!そうでしょうね!そうだったのなら、そういう
「誰が続世界政府主義者と
中泉先生は、拘束にも
「「「あちゃー」」」
「貴方が
「いいえ、
「ハニートラップを
でも、このお
手も
<あー、あー。
マイクテスト、マイクテスト。
全ての学級教室のスピーカーがONになりました>
うん。ONになったよ。ONになったけれども。
楓先生の
「……」
「楓先生」
「……」
「
それだけ、楓先生がアイツの
うん。
「アンタは
タンサ君をギラリと
「人間てさ。
怒ってでも、
怒る。
そう、六年五十九組の学級児童は、「楓先生が
だから、楓先生は、わたしたちを裏切っていないと
タンサ君は楓先生を怒らせるだけ怒らせた。
けれども、それには、きっと、
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