俺のチームに下品な男はいらない。-勇者に追放された男の娘-

焼肉バンタム

俺のチームに下品な男はいらない。

ボクの名前はパルム。

人族だけど魔族のクウォータ。

男の子だけど、胸が有るので女の子の恰好をしてる。

楽だからねー。

ある村で勇者の一行に仲間に誘われた。

今の魔王様アレだから人族に取って倒したほうが良いのは解る。

別に暇だから良いけど。

魔法使いの女の子も加わって。

けっこういい感じに進んで来た。

こっから先は魔族が増える。

仕事が終わって街に戻ってきた。





「パルムには俺のチームを抜けてもらう。」

一仕事終えてからの酒場での一杯。

飲み干した後でのチームリーダーの言葉。

「えー。なんでー?」

いきなりひどいねー。

「言わなくても判るだろう?なあ。セフィラ。」

「ええ、その…。レベッカさん。」

あ?むらむらしてる…。

聖職のセフィラさんはお酒飲むと直ぐにむらむらだ。

「うん…。」

顔の赤い魔法使いのレベッカさん。

仕方がない今日まで三日間も自家発電してない。

そう言えば今回の仕事で誰もタッチさせてくれなかった。

まあ、簡単な仕事だったからボクは良いけど。

レベッカさんはむらむらしっぱなしだ…。

むらむら度はむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらてらむらすらむらむらむらむら…。

ていど。

早くトイレで発散すればいいのに。

指摘するとレベッカさん怒るのでもう言わない。

「とにかくチームを辞めてほしい…。」

「いや…。ねえ。ボク抜けてもみんな良いの?」

君たちのむらむらをドレインタッチしてるのはボクなんだよ?

「俺のチームに下品な男はいらない。」

ひどーい。

「下品だなんてひどい、みんなの状態を確認してるだけじゃない。」

「わ、私はそんな多情な女ではありません。聖なる女神に力を託された…。聖女なんです!」

豊穣で安産の女神さまじゃん。

愛への多好感と加護でポコポコ産んじゃうよ。

「わたし…。淫乱じゃない。」

嘘でしょ?初級魔法覚える前に机の角でイケる事覚えたのに…。

クウォータとはいえインキュバスのボクにはお見通し。

「おれは女性をそんな目で追ってない!」

追ってるよ、女の子にバレバレ。

まだボクのおっぱい見てるし…。(Cカップ・ノーぶら)

目線に気が付いたのがバレたのか…。

リーダーが目を伏せて咳をして答える。

「俺が君のことを女の子だと間違えて誘ったのはすまなかったと思う。」

「いいよーもう、気にしてない。」

チームメンバーになってから、初めて水浴びをセフィラさんに誘われて…。

ボクの股間を見て叫んだのを勇者リーダーに見られた…。

事故だけど…。

しばらくリーダーが落ち込んでたっけ。”自分のよりおっきぃ”て。

女の子は気にしないわよ大きさなんて。

「魔王を倒すために村を出て…。ここまで来た、この先はもっと苛酷になると思う。」

「そだねー。」

聖女と勇者に会った時は未だ駆け出しだったねー。

懐かしいねー。

「今の僕たちには耐久力と攻撃力が必要なんだ!!」

「ふーん。」

あんたら未だ童貞と処女だしねー。

「良いチームだったと思う。この町で新しい仲間を探す。騎士か盾だ。君には抜けてくれ。」

うーん。確かにこの町は多くの冒険者や勇者が集まる街だ。

仲間を集めるのも良いかも。

僕に合ったチームも見つかるかもしれない。

「うーん、リーダーがそう言うなら…。解った。」

でも、大丈夫かな…。

魔法使いレベッカさん。むらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむらむちむち状態だわ。

「明日、解散の手続きをギルドで出す。」

「解ったわー。ボクどうしようかなぁ。故郷に帰ろうかなー。」

「…。」

「…。」

目を伏せる聖女と魔法使い。

レベッカさん処女だけど幕はなさそうです。

「まっ、しばらくココで仕事して…。故郷に帰るか決めるわー。あんた達、必ず魔王を倒してねー。」

二杯目を飲み干す。

「ああ、必ず魔王を倒す!」

「むろんです。」

「できる。」

大丈夫かしら…。

勇者は直ぐに頭に血が上るし。

聖女は感情に正直。

魔法使いは淫乱。

正直、ボクより淫乱な人に会ったの初めて。

ボクはサキュバスのおばあちゃんに性魔法コントロールを教えてもらったから自由自在だけど…。

空になったジョッキを置いて席を立つ。

「じゃあ、明日、清算頼むわ。おやすみなさい。」

「ああ、判ってくれてありがとう。」

「あんたら元気でね。飲みすぎないように。」

手を振って別れる。

まあ…。上手くやれるでしょう。

出来なかったら、他の勇者も沢山いるんだし。

誰かが魔王を倒してくれるわ。


翌朝、昼近くに成って勇者と聖女、魔法使いがギルドにやってきた…。

二人とも顔が赤くてガニ股だわ…。

すっきりした顔の勇者…。

やっぱり…。

この勇者はダメかもね…。

直ぐに次の勇者が産まれそうだから良いけどね。





(´・ω・`)…。(転換。)





ボクはしばらく町残ってフリーで臨時募集のチームに参加してた。

まあ…。

ココでは女の子の恰好はけっこう危険。

バレバレの下心まる出しのお誘いが多い。

まあ、良いけど、(喰っちゃってます。)

酒場で一人で夕食を食べていると。

リーダーと聖女、魔法使いを見かけた。

「へーい。勇者さま、景気はどう?」

「パルム…。元気か?」

「うーん。ウザイお誘いが多くてうんざり。もう少し稼いだらこの街をでるわー。」

そろそろボクの噂が広まってるし。(ほいほい、付いて来ちまってイイのかい?)

「そうか、新しい仲間のマロニエだ、もう一月も一緒に行動をしている。」

「武者修行中のマロニエだ。聖騎士団にいた事もある。魔王の討伐を目指している」

背の高い黒髪で長い髪…。

まつ毛が長く、おっぱいが窮屈そうな騎士の鎧と大きな盾を持っている。

ガントレットの手が出てきた。

「ああ。そう。前の索敵者だったパルム。今はフリーの冒険者ねー。」

握手したので解る。


NAME:マロニエ・デ・フロイデン

SEX:女(妊娠初期:着床済み。)

性癖:マゾ。


ああーダメだわ。

この匂い、セフィラもレベッカも妊婦だわ…。


リーダー。あなたのぼうけんの書は終了しました。


次の勇者に期待しましょう…。



(´・ω・`)勇者の…。(おちんぎんには勝てなかったよ…。)と言うはなし。

(´・ω・`)3/22某:自主企画より外れました…。(主催者が嫁入り前の娘さんの様なので…。)だめです、見せられません!

(´・ω・`)下品な男はいらない…。

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俺のチームに下品な男はいらない。-勇者に追放された男の娘- 焼肉バンタム @arino_ryousi

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