僕の幼馴染（かのじょ）ちゃんは多属性

159-大学編

幼「四六時中エッチなことしてる～～～～！」

僕「偏見だよ」

幼「大学生って酒とドラッグと女なんじゃないの？？？」

僕「どこのロックバンド」

幼「大抵？？？」

僕「訴えられるよ」

～　～　～

幼「大学に通うと急に大人って感じするよね～～！」

僕「実際在学中に二十歳になるからね」

幼「デキることが増える気がする！！」

僕「一人暮らしで親元を離れるイメージもあるからね」

幼「徹夜でアニメ鑑賞！！　宅飲み！！」

僕「こういう自堕落な層が一定数いるからイメージ悪くなる気がするよ」

～　～　～

幼「オープンキャンパス！！」

僕「絶対入試受からない大学に見学を行って感じる違う世界感」

幼「敷地広い！　学食多い！」

僕「近い将来こういうところで学びたいと思いつつ」

幼「入るのは近場の何も特徴がない大学……」

僕「入れるだけマシ」

～　～　～

幼「大学といえば履修登録！」

僕「単位を取得しやすい講義と必修をメインに組む」

幼「できれば一限は入れたくない！！」

僕「高確率で寝坊するからね」

幼「そして完成した理想の講義スケジュールはこちらです！」

僕「なあ抽選に漏れまくって作った意味がなくなるまでがワンセット」

幼「これが机上の空論ってやつなの！！」

～　～　～

幼「学食！」

僕「なんか憧れるよね」

幼「安くて美味しいんでしょ！？」

僕「甘いね」

幼「どれくらい？」

僕「え、抹茶練乳くらい」

幼「今日はかき氷を注文しよ！」

～　～　～

幼「アルバイト！」

僕「大学生の代名詞がガシガシ出てくる」

幼「家から近くて時給高くて超楽なお仕事がいいの！」

僕「全人類が求めてるけど存在しない仕事だよ」

幼「一個だけ心当たりがあるの！」

僕「僕に永久就職とか言わないでよ？」

幼「それじゃ正社員になっちゃうから……」

僕「婚姻関係って仕事だったんだ」

～　～　～

幼「休講！」

僕「テンション上がるやつだね」

幼「今日一日休みになっちゃった！　アガる～～～～！」

僕「なお、削れた部分は自己学習になってテストの難易度もアガる模様」

幼「ちゃんと講義やってよ！！」

～　～　～

幼「就活……」

僕「一気にテンション下がったね」

幼「就職先までちゃんと斡旋してほしいの！！」

僕「GPAに応じて優良企業を紹介してくれるんならやる気出るのに」

幼「ほんとに？」

僕「普通に自主休講しまくってそれなりに単位落とすと思うよ」

幼「THE・大学生！」

～　～　～

幼「大学あるある！　プリントのことレジュメって言いがち！」

僕「あれ絶対かっこつけたいだけだよ」

幼「実際レジュメの方が聞き慣れない言葉だからかっこいい！」

僕「僕もなんかそういう感じの言葉使うかな」

幼「たとえば？」

僕「ツンデレちゃん」

幼「確かに最近あんまり聞かないよね！」

ツ「出番がないから仕方ないでしょう！！」

ア「こうしてお情けで最後にツッコミで出るだけでござる」