158-昼食編
幼「おっひるだ~~~~♪」
僕「お腹いっぱい」
幼「お題を根底からひっくり返すようなこと言わないで!?」
僕「だってさっきファミマ行ってきちゃったから」
幼「チョコミントフェア開催中!」
僕「僕はチョコミントには逆らえないタイプの人間なんだ」
~ ~ ~
幼「昼食と言えば???」
僕「えっ、お弁当?」
幼「お弁当と言えば???」
僕「手作り?」
幼「手作りと言えば???」
僕「真心」
幼「健全な青少年にあるのは下心だけどね!」
僕「酷いことを言うなあ」
~ ~ ~
幼「購買でお昼を買うのも学生の醍醐味なの!」
僕「アニメで見るほどじゃないけど人が殺到するもんね」
幼「さながらアメフトみたい!」
僕「幼馴染ちゃん、僕の分も一緒に買ってきておくれ」
幼「あっ、小銭を投げちゃ駄目!!」
僕「珍しくまともに注意されてしまった」
幼「スローフォワードで反則だよ???」
僕「それはアメフトじゃなくてラグビーでしょ」
~ ~ ~
幼「ご飯とパン、どっち派???」
僕「永遠に答えが出ない問題出た」
幼「ちなみに私はラーメン!」
僕「たまにいるよね、質問の答えにならないこと言う人」
幼「狭苦しい枠組みに囚われない人と言ってほしいの!」
僕「現実にいたら単なるコミュ障で煙たがられるよ?」
幼「淡々とダメ出しするのやめてー!」
~ ~ ~
幼「教室でお昼を食べてると切なくなるの!」
僕「なぁぜなぁぜ?」
幼「仲間内で楽しそうに食べてる人がいる一方、いつも一人でボッチ飯をかっ食らっている子もいる」
僕「不憫に感じちゃってるんだね」
幼「そういう人を見るたび思うの、群れないと笑顔一つ浮かべられないんだって」
僕「あ、そっちなんだ」
~ ~ ~
幼「部活を引退してから今までと同じ量のお昼を食べようと思うと全部入らなくて苦しくなるー!」
僕「あるあるだね」
幼「現役の頃って想像以上に動いてたからたくさん食べれたの!」
僕「もし引退後に同じ食生活をしようものなら」
幼「ぶくぶくーーー!」
僕「そうなったら別れよう?」
幼「今日から何も食べないよ!!」
~ ~ ~
幼「夏場に冷房ガンガンかけた部屋で食べるお昼ご飯!」
僕「最高に整ってるって感じがするよね」
幼「向かうところ敵なしって感じ!」
僕「調子に乗って熱々のラーメンとか食べてみるんだけど」
幼「あっさり汗が出てダウン!」
僕「こたつでアイスとか、どうして人類はわざわざ余計な苦労を背負ってしまうんだろうか」
~ ~ ~
幼「イチャイチャしながらお昼を食べてるカップルを見ると思うの!」
僕「嫉妬かな?」
幼「きっとこいつらのせいで地球温暖化が進んでるんだって」
僕「だいぶ規模の大きな言いがかりだった」
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