〈第三章までの人物まとめ〉

こう


 現代日本からケイオスワールドへ異世界転移した16歳、本作の主人公。壊れかけの世界を修復するという使命を託されており、現在の状態は『銀竜の眷属けんぞく』。白銀の長髪と勿忘草わすれなぐさ色の目で、『不変の呪い』という耐久力特化の加護チートを授けられている。

 体力と運動神経は平均以下、記憶力と文章力が高く、絵は描けない。特殊な権能を付与されたスマートフォンを通し記録を書き直すことで、機能停止した施設を再稼働させることができるが、修復の後はいつも深く眠ってしまう。

 性格は真面目で考え深く、繊細。動物と歴史と雑学が好きで、ゲームも大好き。対面してのコミュニケーションは超苦手だったが、ケイオスワールドに来て少しずつ人と向き合うことができるようになった。


 イラスト

 黒髪ver.→ https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330668047052128

 CWF ver.→ https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330668409017019



【イーシィ】


 本作ヒロインの雪豹キメラ。雪豹の姿に翡翠かわせみ色の翼を持つが、空は飛べない。目の色はブルー。寂しがりの方向音痴で、大きなクジラのぬいぐるみを片時も手放さない。

 ケイオスワールドが崩壊した際、『碧天へきてんの龍都』にて狼の軍人さんに保護され生き延びたらしいが、現在の状況は不明のまま。恒夜にとっては妹のような存在である。


 イラスト→ https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330667762624290



【お父さん】


 大手金融会社に勤める45歳。仕事大好き人間だが、息子や両親(恒夜にとっての祖父母)のことはとても大切に思っている。

 堅物そうな黒系スーツと眼鏡のビジネスマンで、もくな印象。職業柄、パソコンやスマートフォンなどのテクノロジー機器やネット文化にも詳しいようだ。息子が異世界入りしたことは知らないと思われるが(オーストラリアへ留学している設定)、悩んだ時には相談に乗ってくれる、恒夜にとって頼もしい存在。


 イラスト→ https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330667998035627



【クォーム】


 恒夜の旅を日本のどこかでサポートする、自称『とっても偉い龍神みたいな悪魔』。その正体は『記憶と空間に関わる権能を持つ銀竜』である。権能内のことについては非常に高スペックで、恒夜が過去の記憶(記録)を見ることができるのは記憶の権能、世界の壁を超えて通信ができるのは空間の権能、であるらしい。

 純銀の長髪、ブルーの目、美しい見た目に反して口調はぞんざい、時々露悪的な言い方をするが、恒夜には頼もしい上位存在と思われているため、若干戸惑っている節がある。実はとんでもなく長寿の竜なので、ここ数年内に流行った現代機器に滅法弱い。


 イラスト→ https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330667845472786



【銀郎】


 ケイオスワールドに来て最初に出会った、魔狼の血を引くダークエルフの少年。恒夜と同じ16歳だが、背丈は10cmほど高い。普段は褐色肌、マゼンダピンクの長髪、エルフ耳の少年姿。魔狼姿(悪魔羽の生えた紫銀の毛並み)に変身すると空を飛べる。

 派手な見た目のわりに性格は優しく、外向的な気遣いさんである。格闘戦や近距離武器を苦手とし、職業は銃士ガンナーらしい。血縁ではない姉を捜して旅をしている。


 イラスト

 人型→https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330668249043588

 魔狼姿→https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330668549257000



【ラチェル】


 風樹の里で唯一となったグリフォン使いの少女。15歳だが、里の子供たちの中では最年長であり、歳下の子たちをよく世話するしっかり者である。相棒のグリフォンはアズルという名前で、ラチェルとは兄妹のように育ったらしい。

 紫紺のポニーテール、オレンジ色の目で、性格は快活で明るい。反面、悩みを抱え込みがちなところがあり、責任感の強さから一人で無理をすることも。恒夜とは一度衝突したが、ゆっくりと話し合うことで誤解を解くことができた。


 イラスト→https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330668700153019



【レスター】


 風樹の里に住む唯一の大人で、年齢は60代。白髪白髭の穏やかな男性。元々は神殿の司祭であり、農業従事者でもあった。今は子供たちの世話をしつつ、農業のノウハウや基礎教育などを教えており、皆には先生と呼ばれている。

 雰囲気が田舎の祖父を思わせるためか、恒夜にとっても話やすい相手である。職業柄、思慮深く知識も豊富で、恒夜の事情について知らないなりにも配慮してくれているようだ。



【子供たち】


 5歳から15歳まで、21人。恒夜に最初話しかけたのがリタ(12歳)、リタの弟がロット(10歳)、こにゃんちゃと呼ぶのがミーア(8歳)、最年少のエルク(5歳)、などなど。

 言葉にはしないが、大崩壊の記憶は子供たちの心にも深い傷を残している。リタの言葉が年齢のわりにつたないことや、小さい子たちもひどく聞き分けが良いこと、など……。それでも移住はせずこの里を復興してゆくというのは、子供たちの総意でもあるようだ。




【おまけ】


 スマートフォンのホーム画面イメージ画

 https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330668747004501


 世界地図

 https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/16817330668196322814





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