第14話

■■■


「クハハハハハハハハハハハハ


いやはや


実験体いや


転生体はどこまで成長するのか楽しみだな。」


「おっとイケナイイケナイ


一体死んでしまったか。」


そういい手元の何かをいじくりモニターをまた見た。


「ふむふむこの程度でいいか。今回のは少年のようなものにしようかな。いや老人風もいいな。だが悪魔風もいいしな。」


そして、ハッとした表情で手を叩いた。


「そうだ。全部合わせればいいんだ。そうと決まれば後はするだけだ。」


そう言いながら手元のメスのようなものを取りだし何かを切り裂いた。そして糸のようなもので継ぎ接ぎにして創った。


「クハハ最高だ。これこそが今現在の最高傑作で、最も最低最悪の作品だ。」


そしてその瞳の先には、1人の少年のようななにかがいた。

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