旧友 X 平成  「くろれきしっ!!」


 旧友 X 平成  「くろれきしっ!!」



 

 「ううぅ、キョウカはまた、おばあちゃん扱いされてますぅ」



 「結構あざといですね、昔の私」


 

 キョウカが成長するとスス社長になるみたいです。けれど



 「けれど胸は成長しなかったんですね。とおっしゃりたいのだ、姫様は」



 「げっアンタアヤメもう帰ってきたの!!!」



 「当然だキョウカ。そして姫の為に生活必需品を買ってきた!!!


 ちなみにキョウカにはコレ。怪しいバストアップサプリだ」



 「せめて効果あるやつを買ってきて欲しい物ですがねぇ」(#^ω^) ピキピキ




 「アヤメ、よくここまでのお金ありましたね?

まさか危険なバイトを・・・・」



 「いえ、キョウカとカニ漁だ」



 「なら安心しました」



 「いやカニ漁は命の危険ありますから!!!!!


 あとキョウカさんと私でややこしいからススって呼びなさいな」



 「ああ!分かった!!キョ・・・・スス」



 「あぁもう!アヤメアンタ私より頭いいのになんでこうも

抜けてるかなぁ」




 そこがアヤメの可愛い所ですよ?




 「では休憩も終わりましたし、生放送再開です!!!」




 ニャラケルさんの指示によりキョウカ達は所定の位置に。


 なんでもカメラの角度的に全員椅子に座らないといけないとか。


 彼女の口癖?ではないけれど難儀なんですね。




☆☆☆



 「何故ちょこちょこ放送を止めているのかですか?


 それはスス社長の行き当たりばったりを見たいからです。


 確かに完成された脚本の美しさは惚れ惚れしますが、

僕自身が楽しめない時間は視聴者の皆様も楽しめないと自信を持って言えます。




 それではゲストの 虹渡にじわたり アヤメさんです」



 「きょ・・・・ススゥど、どうがとーこーはじめたのだな」ガチガチ



 キョウカ・スス・ニャラケル・視聴者 「めっちゃ緊張してるぅ!!」



 「頑張ってください!!キョウカはどんな形になっても

アヤメを応援しますからっ!!!!」



 アヤメの手をぎゅっと握ります、急いで買い物をして来たのか

若干汗ばんでいます。


 しかしそれが彼女の生きている証拠、心なしか心拍数数も上がっていますね。


 それだけでなく彼女の細胞が喜んでいるような気がします。



 キョウカはそこまでアウトドア志向ではないので体温が低いんです。


 キョウカの肌に触れてアヤメの体が冷却されていくのと同時に、

キョウカの体温も上がっていきます。


 そしてもっと効率のいい冷却方法を知っています!!!


 それは!!!!!



 「ふぅー、ふぅー。これで気持ちよくなるはずです!!!」



 アヤメの手をキョウカの顔に近づけ息を吹きかけます。



 これぞ忍法 息吹きかけの術です!!



 「こ、これは!!!百合ポイントが高いです!!!

マイ〇ンバーポインヨもびっくりな高得点!!


 スス社長!いえススパパ!!!私達もやりましょう!!!!!!!!」



 「あんた私の娘って設定時々忘れてない?」引き気味



 「いえスラー家の家系図は既にぐちゃぐちゃですよ?」



 社長の遺伝子を使って生まれたキョウカはどの位置になるのでしょうか?


 あとポインヨってなんです?



 「あー羨ましっ!部屋に戻ったらパパの飲み物に薬でも・・・・・


 っと次のコーナーに参りましょう!


 虹渡・アヤメさんの紹介スタートです!!!



 ー コメント欄 ー

 「パ〇活か?」

 「↑スス活だよ」

 「アヤメちゃんのランドセル・・・・はぁはぁ♡」

 「うわでた。ランドセル発情者」




 「ええと、奥様は役員さん、前回に引き続きコメントありがとうございます」



 「ねぇ、ニャラケル。もしかしてだけどあのコメントの人って」ひそひそ


 「物理的なストーカーに飽き足らずネットまでも・・・」ひそひそ



 スス・ニャラケル (つまり私達!監視されている!!!!)

 


 2人の背筋がぞぞぞっって感じてました。



☆☆☆



 「 ー 本名 虹渡 アヤメ ー


#ラスボス #憑依魔法 #暗い金髪 #騎士 #口癖は~だ #あたし


#人体錬成の天才 #キョウカラブ #ススもラブ #全ての元凶 #Eカップ



 という訳で ” 愛の探求術師アルケミー・ロード ”の二つ名を持つ

アヤメさんです」



 ・・・カッコイイ名前を前にキョウカとスス社長はお互いを見つめ合い、



 スス・キョウカ 「なんか二つ名追加されてる!!!!!」 

 


 見事に意見をシンクロさせました。



 「待て、きょ・・・いやススも言っていたはずだ。


 自分の事を禁忌の年代譜オーバー・ユークロニクルとな」




 「ああああああもう!〇してええええええええ」



 どうしよう!スス社長が柱に頭をぶつけています!!!




 「あれなら社長のよくある発作ですね。


 まったく、僕たちを置いて三途の川に行こうとするなんて、

お仕置きが必要ですね?にゃひひひひ」



 

 すでに手遅れな気がしますがスス社長は救助されました。


 若干血が出ている気がしますが・・・・。




 「はっ!!!ここは!!!そ、そうだアヤメ!

キョウカさんに買ってきたものがあるんでしたよね」あせあせ



 スス以外 「「「「全力でゴマかしたぁ!!!!」」」」



 オーバー・ユークロニクルさんは何とか生きてます。




☆☆☆



 「ああこれか、キョウカ好みの物を購買で買ってきた。



 まずは弁当箱、上蓋が透明になっているやつだ」




 「あ、あのアヤメ」もじもじ



 「当然箸を入れるところはスライド式だ」親指グッ



 「ありがとう」ガッツポーズ



 「ま、まあこの程度なら」



 あれ?スス社長が引いてます?







 「次はこれだ。歯ブラシ、こいつもクリアパープルだ」


 

 「アヤメぇ♡」ドキドキ


 

 「いや発情するタイミングおかしいですよねぇ!!!」





 「後不埒ふらちやから対策の防犯ブザー、

当然スケルトンだ」



 「アヤメ、結婚しよう」



 「やっぱりか!!!!クリアカラーのゲーム機買ってもらえなかったこと

今でも引きずっていやがりますよ!!!!!過去の私!!!!」



 やっぱり中の基盤が見えるのって女心をくすぐられるじゃないですか♪



 これだから平成は止めれれないんですっ!!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る